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地域色豊かなローカルネタ満載!行き過ぎた地元愛が笑えるご当地コミック
日本全国津々浦々、各地にはまだまだメジャーになっていないご当地の魅力が秘められています。そんな「実はまだあまり知られていないオモシロ地域情報」をテーマにしたコミックを集めました。どれも地元への愛が強すぎて自虐的だったりテンション高めだったりして笑えます。各地のユニークな県民性を体験してみましょう。
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主人公・神月がチバ県からグンマ県に引っ越すところから物語ははじまります。ネット上で「地球上唯一残された秘境」と評されるグンマでの生活は、神月にとって驚きと戸惑いの連続。群馬県を未開の地のように扱っているうえ、登場する人物がハイテンション気味なのが笑いを誘います。群馬県民のリアルな実態を体験できます。
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翔んで埼玉 (このマンガがすごい!comics)
魔夜 峰央(著)
埼玉県民が迫害される都市・東京を舞台に、埼玉出身を隠している主人公が「埼玉県開放連盟」のリーダーとなり迫害に立ち向かう・・・という物語です。東京と埼玉を対比させ、県民性や東京との差別感をシュールな切り口で浮き彫りにしています。独特な味わいのイラストと埼玉の迫害されっぷりが笑いの相乗効果を生んでいます。
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東京での生活に夢破れたOLのりん子を主人公に、「イルカの味噌煮」を愛し、お茶と黒はんぺんにこだわる「しぞーか県」民の実態がおもしろおかしく描かれています。東京出身のキャラも登場し、県民と都民の視点から静岡の文化や特色が紹介されています。「のぞみに通過される」など、くすりと笑える自虐ネタが効いています。
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東京の全寮制高校を舞台に、石川・福井・富山出身の3人の女子高生がそれぞれの地元愛を全開にして学園生活を送っていく様子を描いたコミックです。地元の祭りを自慢し合ったり、互いに方言をバカにしたり、北陸新幹線ネタで盛り上がったり。北陸3県の特徴やよさをさりげなく押し出してくるのが魅力です。
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知名度も人気も低迷している滋賀県を舞台に、戦国武将・石田三成が現代に転生して県知事の特別秘書となり、「仇敵」京都への下克上を目指すというストーリー。「比叡山延暦寺は京都でなく滋賀」「琵琶湖は京都にとっての水瓶」など、京都に対するコンプレックスが強すぎて笑えます。滋賀県民の感覚を疑似体験できるコミックです。
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