住んでいるだけではわからない？外国人から見た日本の姿がわかるコミック

アメリカ人ジャーナリストと国際結婚をした著者によるコミックエッセイです。国際結婚をするときの困難や、文化の違う2人の生活のなかで起こるズレをユーモアたっぷりに描いています。ジャーナリストだからなのか、言葉の成り立ちや使い分けなどを「なんとなく」では済まさずに分析する姿が、どこかユーモラスです。

日本語学校を舞台に、日本語講師と外国人生徒のやり取りが描かれています。醤油を入れる四角い皿の名はなんなのか？など、まじめに一から日本語を習っているからこそ出てくる、まさに私たち日本人では考えつかないような疑問がたくさん出てきます。任侠映画が好きな生徒や侍好きの生徒など、登場する外国人は個性的な人ばかりです。

アニメと漫画が大好きで日本にやって来た、スウェーデン人の漫画家による四コマで描かれたコミックエッセイです。外国人から見た日本の不思議な文化を描いているのですが、本人がいわゆる「オタク」なので目のつけどころがユニーク。日本にワクワクしている様子が伝わってきて、楽しい気分で読み進めることができます。

外国人児童の多い小学校で教師をしていた漫画家によるコミックエッセイです。大人になってから外国へ行くと文化の違いを意識して行動するものですが、子どもたちはそうはいきません。周りと全然違っても自分の文化を大切にしたり、受け入れあったりと、子どもたちの姿から学ぶこともある。そう思わせてくれる一冊です。

20代の中国人女性と結婚した40代の男性漫画家が、2人の結婚生活を描いたコミックエッセイです。文化は違うけれどもキュートな奥さんとの生活は、読んでいてほのぼのしてきます。人気ブログをもとにしているのですが、結婚までの道のりや奥さんの手記が書き下ろされていて、楽しいだけではなく心温まる本になっています。