ブックキュレーター文藝春秋『苦汁100%』スタッフ
文藝春秋スタッフ推薦!尾崎世界観『苦汁100%』と併せて読みたい本
2017年5月24日に刊行された、尾崎世界観『苦汁100%』。この本の刊行元である文藝春秋の担当編集、デザイナー、プロモーション、営業の4つのセクションのスタッフが、尾崎世界観、そして『苦汁100%』の魅力とともに、本著と併せて読みたい本を紹介させて頂きます。
※本ブックツリーの内容は、執筆時点(2017年5月31日)の情報に基づいております。
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書体設計士の鳥海修さんは「水のような、空気のような」普通の文字を理想としている そう。普通の書体を作ることは普通の日本語を作ること。ひいては日本文化のスタンダードを作ることだと思い至り、尊敬せずにはいられない。文章もとても達者。特に生まれ育った山梨の少年時代の思い出、豊かな自然と四季の描写。その時味わった水や空気の印象。また、文中にもエピソードが紹介されていて仲良しだと思われる平野甲賀さんによる装幀も小節が回っていてクール。余談、『苦汁100%』の装幀でもロゴや本文に鳥海さんが手がけたフォント「ヒラギノ明朝/UD丸ゴシック」を使わせてもらった。(デザイン担当:城井)
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素直になれない、まっすぐな人(本)
尾崎さんの編集担当として、『祐介』と『苦汁100%』の2冊の本を作らせてもらった。天邪鬼な尾崎さんは、一見、捻れているように見える。でも、俯瞰で見るとまっすぐな、心優しい男の子。それがよく現れた一冊。言葉使いのセンスも抜群。先生、これからも期待していますよ。(編集担当:篠原)
ブックキュレーター
文藝春秋『苦汁100%』スタッフ2017年5月24日に刊行された、尾崎世界観『苦汁100%』の担当編集(篠原一朗)、デザイナー(城井文平)、プロモーション(高橋結子)、営業(大森安佐子)の4名が『苦汁100%』とあわせて読んで頂きたい本を紹介します。
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