現地の著者が異文化を楽しく紹介！ユーモラスな海外生活コミック

アーティスト、漫画家として多方面で活躍する著者は、ニューヨークのアストリアで暮らしています。パーティーでは日本人同士でも英語で会話をしなくてはならない気恥ずかしさ、日本でブームになった商品を身近な外国人に紹介する楽しさなど、多国籍の人々が集まる街で長期滞在している著者ならではの視点が楽しい一冊です。

著者のパリでの生活を描いたコミックエッセイです。語学学校のハイテンションな先生や、スウェーデン美女軍団、日本アニメファンの台湾人女性など、国際色豊かな生徒たちとの交流。生活では過酷な熱帯夜、硬水の水道水などに悪戦苦闘する日々など、パリの美しい光景とともに独特なゆるやかなテンポで描かれています。

高2の夏に突然、父親の転勤でアラスカに一家で引っ越した著者。当初はエスキモーのような生活をイメージを抱いてましたが、意外なことに居住地は住宅街でした。しかし、自宅の窓からオーロラを見たり、街に現れる「へら鹿」と奮闘したり、日本では体験できないことが盛りだくさん。驚き楽しみながらアラスカの日常を知ることができます。

1年間ロシアに滞在した著者が、現地で数々のロシア家庭料理にチャレンジした生活をほのぼのと描いたコミックエッセイです。滞在前には恐ろしいイメージしかなかったロシア。しかし現地では、野菜の量り売りで自動でバーコードが出てくるスーパーなど、現代ロシアの豊かな暮らしを垣間見たり、ロシア料理を楽しむ様子が描かれています。

ドイツ人男性と結婚し、現地の言葉が一切わからないまままさに突撃！といったテンションで渡独。そんな著者によるハイテンションなコミックエッセイです。0度に近い気温でも半袖、現地の人でも戸惑う地方のなまり、改札口が存在しない駅での抜き打ち検問システムなど、「ドイツあるある」が盛りだくさんに詰まっています。