ボッチだっておいしく食べられる！1人ご飯を満喫するコミック

黄理子は自分の体調に合わせた食材で、毎日お弁当を作って職場に持参する30代OLです。お弁当には雑穀米や煮物などがぎっしり。1人でゆっくりお弁当を食べた後は心身共に元気が戻り、たとえ午前中に仕事でミスをしても、午後にはしっかりカバーできます。ボッチ飯で自分をリセットする黄理子を見習いたくなるコミックです。

お酒が好きなOLのワカコは、仕事の帰りにちょっとした息抜きとして、1人で飲むのが楽しみです。友人たちとの飲み会もいいけれど、その日に飲みたいお酒に合わせてツマミを選ぶのが楽しい。ツマミとお酒のコンビネーションを考えながら、飲んで食べて職場のストレスを吹き飛ばします。ワカコが一人酒の楽しみ方を教えてくれます。

ブンは地方から出てきた女子美大生です。マンガ家を目指しているのですが、人づきあいが苦手。毎日、愛するぬいぐるみのホクサイと会話しながら、自炊を続けています。友人とのトラブルがあっても、自宅でホクサイと話してご飯を作れば立ち直れる。ボッチ飯だからこその癒し効果を存分に味わえるコミックです。

輸入雑貨商をしている井之頭五郎。出先での食事は1人で気ままに食べるボッチ飯なので、1食でいかに多くの食材を取り込むかなどのマイルールに従って、好きなようにメニューを選んで食べられます。時には自分セレクトのよさに酔うなど、お店やメニューと真剣に対峙するこだわりがカッコいい、男のボッチ飯です。

呉服屋の若旦那・椒太郎はウナギが大好き。日夜ウナギをおいしく食べるための組み合わせや食べ順、シチュエーションを考えています。ウナギを食べるのは心のゆとりだと信じて、何があってもウナギだけは1人で食べる。こだわりの食材だから、あえてボッチ飯で楽しみたい！という主人公に共感できるコミックです。