ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
映画化したい実話のサバイバル本といえばこの5冊!
海や山での遭難、漂流事件事故は毎年のようにあるけど、本になるほど衝撃的でインパクトあるサバイバル事件事故って実はそんなになかったりするのかも。この5冊はぜひ映画化希望!
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サハラに死す 上温湯隆の一生
上温湯 隆(著) , 長尾 三郎(構成)
1970年代に21歳の上温湯くんはラクダに乗って人類で誰も成し遂げたことがないサハラ砂漠7000キロを縦断しようとする!が、一度目は途中で断念。翌年再度挑戦するもラクダに逃げられて飢えと暑さで死んでしまう。壮絶すぎる21歳の若者の生き様は驚愕ものだよ。しかし、ラクダに逃げられるってドジすぎるな。
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明治31年に起こった実話。船が沈没し、生き残った16名が無人島に漂着。4ヶ月後に無事に救助されるが、それまでの無人島生活の日々が面白い!船長がリーダーとなり水や食料の確保やらまさにサバイバル!が、船長が島に着いた時に「これからここで愉快に暮らそう!あとで思い出に残るから」とかなり前向きな発言をしたらしく、他の皆もそれにつられて楽しく生活してる雰囲気が出てて素晴らしい!
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たった一人の生還 「たか号」漂流二十七日間の闘い
佐野 三治(著)
1992年、小笠原諸島の父島沖でヨットレース中だった「たか号」が突然沈没。救命ボートに乗り換えた乗組員6人はそのまま遭難。鳥を捕まえて食べたりしたが、次々と死んでいき残ったのが1名のみ!そのまま27日間生き延びる!いやー、かなり壮絶な遭難だよな。たぶん死んだ人間もちょっとは食べたりもしたんだろう。周りがバタバタ死んでいくのにこの人だけ生き残るって他の人と何が違ったんだろ。
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大西洋漂流76日間
スティーヴン・キャラハン(著) , 長辻 象平(訳)
1982年、太平洋上で突然ヨットが沈没。海洋史上に残る壮絶なサバイバルストーリー。海上で漂流した場合、90%以上の人が3日間で死んでしまうらしい。が、彼はたった一人で76日間も生き抜いた!魚と、蒸留機で飲み水を確保できた。凄すぎる。普通は気が狂うよホントに。しかし、海で遭難はしたくないね。ボートやヨットは絶対に乗らん!マジで。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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