天才かシリアルキラーか？「サイコパス」とは何かがわかる本

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脳科学者の中野信子が、脳科学の見地からひも解いた「サイコパス」の分析書です。心身的特徴や過去の事件などを取り上げ、「サイコパスとは何か？」ということに深く迫っています。サイコパスの脳の特徴などを指摘し、社会的地位の高い「勝ち組サイコパス」の存在についても取り上げ、人類史に進化をもたらしてきた一面もある、と分析しています。

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天才精神科医のハンニバル・レクター博士を主人公としたサスペンス小説です。彼は人肉嗜好により投獄された殺人犯で、「サイコパス」という概念を一般に認知させたキャラクターのひとりです。連続猟奇殺人を追うFBI訓練生クラリスは、皮肉にもレクターのアドバイスで事件を解決していき、その不思議なカリスマ性に惹きつけられます。

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中野信子『サイコパス』で挙げられた勝ち組サイコパスの一例が、アップル社の創設者スティーブ・ジョブズです。IT業界の革命児で、天才的プレゼン能力と交渉力で世界を魅了した人物ですが、他者との関わりに問題が多かったのも事実。そんなジョブズの変人ぶりはサイコパスの特徴と合致します。本書は公式自伝のコミカライズです。

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世界を巻き込む連続殺人を引き起こすダーク・ヒーローを描いたこの大ヒットコミックには、夜神月という筋金入りのサイコパスが登場しています。彼が偶然拾った死神のノート「DEATH NOTE」には、名前を書いた者を死に至らしめる能力がありました。正義の名のもとに犯罪者を一掃しようとする独善的実行力は、サイコパスそのものです。

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典型的なシリアルキラー型サイコパスを主人公に据えた、日本発のサイコホラー小説の傑作です。有能で人気者のカリスマ英語教師・蓮実聖司の裏の顔は、自分に不都合な人間を抹殺する冷淡な考えをもったサイコキラー。計画性がまったくないのに大胆不敵で、すべての罪を他人に転嫁するというサイコパスの特性がてんこ盛りです。