ブックキュレーター心臓血管外科医 南和友
よく生きよく笑いよき死と出会う
日本の平均寿命は延び続けて私たちの人生はどんどん長くなっています。しかし、人間の死亡率は100%です。だからこそ、健康でいるための方法を模索するだけではなく、死と向き合い、自分を見つめ直すことでさらに愛情をもって周りの人たちに接することができるようになるでしょう。
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よく生きよく笑いよき死と出会う
アルフォンス・デーケン(著)
死は誰にでも確実に訪れるもの。もし、「死」という次元をないがしろにするなら、今日の人生、今ここに生きている人間を真に理解することも、不可能になります。死を今日直視しなければいけない重要な課題として「いつもありがとうを忘れずに、微笑みながら他者のために生きることです」と綴られています。
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いのちの対話
鎌田 実(著) , さだ まさし(ほか述)
『生きている、生きていないということでくくれないんですよね。もう先にいなくなったけど、いつまでも心の中にいる人って、現実に僕は何人もいるし・・・』(さだまさし)『相手の速度を推測する力、想像力がないとバトンタッチができない』(鎌田実)。対談からいのちとは何かを深く考えさせられます。
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労働可能年限が延びたからこその問題として、ドラッカーはルーチンの仕事をこなしているだけでは満足ができないと指摘します。仕事からの挑戦を楽しむためには、自ら学び続けなければならない。そして仕事以外のものに関心を持つものは、挫折しにくいがゆえに、仕事でも優秀であると述べています。
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体や精神を維持、向上していくことこそ、人間にとって“生きている”ということでしょう。血液の正常な循環があってはじめて身体の機能が保たれています。それが活力の源です。血流の良し悪しは多くが自律神経の作用で調節されていて、それをコントロールする生活習慣が活力に満ちた健康ライフにつながります。
ブックキュレーター
心臓血管外科医 南和友ドイツ・ボッフム大学永代教授。医療法人社団冠心会大崎病院東京ハートセンター顧問。1946年大阪生まれ。74年京都府立医科大学卒業。76年ドイツ国費留学生(DAAD)としてデュッセルドルフ大学外科へ入局。以後30年間にわたりドイツで心臓血管外科医として活躍。心臓手術件数でギネスブックに登録されているバードユーンハウゼン心臓・糖尿病センターの立ち上げに参画。84年に主席心臓外科医、89年同センター副所長、臨床外科医教授に就任。2004年ボッフム大学永代教授に日本人としてはじめて任命される。これまでにおよそ20000例の心臓・血管・肺手術を執刀。国内外の20以上の学会員・評議員を務める。
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