《中学受験・小学生》を持つご両親様必見！医学部に強い獨協中学の文章

「昔は細かいことを気にしなかったが、最近細かいことを気にするようになった」そんなご経験ありませんか？冬になるとインフルエンザという病気が流行りますが、私が小学生の頃はただの高熱と診断されていたような（笑）。医療技術の進歩により細分化される症状や病名。「分けすぎることの善悪」を問う良書。H27年1回で出題。

ブルーノという司祭をご存知ですか？地動説というとコペルニクスが有名ですが彼以前にも唱えていた人物が実はいたという話。初めてやった人ではなく、初めて世間に認知させた人がその道の第一人者になるというのはビジネスでも、研究でも同じなんだなぁと感じた。H27年3回で出題。

東京と神奈川に住んでいる人には馴染みのある多摩川には、今ではなんと二百五十種類もの魚がすんでいるが、昔は二十種類程度の魚しかいなかった。なぜ現在の多摩川がこんなに魚にとって住みやすい環境になったのか？ということが書かれている本。水温や下水処理施設の改良や植物などが影響している。H26年1回で出題。

私の父から聞いた話だが、戦後アメリカの文化が入ってきた時「ジーパンを初めて見た時感動した」とともに、「日本人が着ている服がダサい」と感じたという。その疑問に対する解答が書いてあった（笑）。グローバリゼーションも見かけからという人間心理をついた説明が妙に納得。H25年3回で出題。

最近釣り人に人気の魚であり、良くテレビやニュースでも聞くブラックバスやブルーギルという外来魚だが、その外来魚１匹、数種類の魚がなぜ多くの生物を駆逐してしまうのか？という危険性と生物多様性の重要性についても書かれている。H25年2回で出題。