ブックキュレーターhonto編集員
植物を愛する姿に心洗われる、ボタニカルな本
物言わぬ植物にひたすら愛情を注ぐ主人公たち。ときに激しく、ときにやさしく、どこまでも花や樹木に寄り添う姿を見ると、こちらまでおだやかな気持ちになれそうです。植物を愛して止まない人たちを通して、心の洗濯ができるような本を探してみました。
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珍しい植物を追い求めるプラントハンターのノアは、植物がもつ記憶が見える特殊能力の持ち主。元海賊の助手 ラジャードとともに、依頼された植物を世界中に探しに行きます。お金のためだけに貴重な植物を根こそぎもって行こうとする悪徳集団から守るため、特殊能力を使い次々と事件を解決するノアの活躍を応援したくなります。
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園芸家の十二ケ月
カレル・チャペック(著) , 栗栖 茜(訳)
次々と植えたい植物があって土作りに熱中するあまり、咲いた花を眺める暇もない主人公。半年後、1年後、数十年後の庭の姿をイメージしながら晴の日も嵐の日も世話を続けます。1本の雑草も見逃さないこわだりに、園芸家の凄みを感じます。種を蒔いて芽が出るときの感動、バラの花が咲きはじめる喜びを一緒に体感できます。
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