ブックキュレーター女優 小橋めぐみ
自分はなんてだめなんだろう!と嘆きたくなった日に読みたい本。
他人と比べて、自分のダメさに落ち込む日は多々あるけれど。どんな人も、もがいているし、この気持ちは世界共通なんだと思えれば、ぐっと楽になるはず。
自己嫌悪が和らぎ、追い風が吹いてくる、そんな5冊をご紹介します。
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エレノア・オリファントは今日も元気です
ゲイル・ハニーマン(著) , 西山 志緒(訳)
周囲に馴染めず、一人で生きてきたエレノア・オリファント、三十歳。そんな彼女が「変わりたい」と思った出来事が起き、みるみる変化していくさまが面白い。「私は私にしかなれない」という真実に気づくまでの心の成長を見届けたら、きっと励まされるはず。
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「ダメ女」たちの人生を変えた奇跡の料理教室
キャスリーン・フリン(著) , 村井 理子(訳)
料理に問題を抱える女性たちの家を訪れ、キッチンを見ると、そこには彼女たちの甘辛い人生が詰まっている。料理人であり、フードライターでもある著者が、そんな女性たちのために開いた料理教室の記録。食べることは生きること。食生活を、料理の仕方を変えるだけで、人生は何倍も味わい深くなるのだ。
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首のたるみが気になるの
ノーラ・エフロン(著) , 阿川佐和子(訳)
この本によれば、人の首は四十三歳から老け始めて、あとは下降一直線だそうだ。「老いることは素晴らしい」という讃歌を真っ向から否定し、あんなこともこんなこともある!どうしてくれよう!とアッケラカンと、チャーミングに綴る、ニューヨーク在住の女性映画監督ノーラ・エフロンの痛快エッセイ。
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いま、生きる力
岡本 敏子(著)
自分探しをする前に、とにかく一歩踏み出しなさい。岡本太郎は何が生き甲斐かなんて考えるまもなく走り続けたわよ、と。岡本太郎を一番傍で支え続けた岡本敏子が現代人に問いかける。いまを、生きていますか?と。読んでいるうちに、太郎の覚悟と、敏子の愛が、確かな生命となって内に宿るような力強い一冊。
ブックキュレーター
女優 小橋めぐみ1979年東京都生まれ。女優。読書家としても知られ、新聞や女性誌などで書評も手掛ける。2015年に読書エッセイ『恋読 本に恋した2年9ヶ月』を上梓。近年は映画「こいのわ 婚活クルージング」「3月のライオン」「64-ロクヨン-」に出演。
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