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そろそろ実現されるかも!?地球脱出の決断が迫られる前に読んでおきたい本
「100年以内に地球は滅ぶだろう」と物理学者のホーキングは警告を発しています。その原因は核戦争や地球温暖化などさまざま。そのために私たちは地球を捨て、新たな移住先の星を探さなければならないのだそうです。計画は実行に移されつつあるのだとか。地球に残るか?それとも他の惑星に移住するか?その決断にこれらの本を参考にしてみてください。
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今世紀で人類は終わる?
マーティン・リース(著) , 堀 千恵子(訳)
人類が滅亡するきっかけは至る所にある、とマーティン・リース博士は主張しています。その鍵を握るのが科学です。核兵器しかり、人工ウイルスしかり、素粒子の加速実験しかり。個人やテロリストがそうした技術を手にして、その気にさえなれば人類は・・・。もう地球から逃げ出したい、本気でそう思えてくる一冊です。
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宇宙災害 太陽と共に生きるということ
片岡 龍峰(著)
私たちは太陽エネルギーの恩恵を受けることで生きています。しかし同時に、太陽は地球に暮らす人類にとって脅威でもあるのです。太陽の活動の乱れが地球に影響を及ぼすこともしばしば。本書から見えてくるのは、人間が安全に生きる上での重要な条件は惑星内環境だけではなく、その星を取り巻く宇宙環境だということです。
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人類の移住先としての有力な候補の一つが、お隣の惑星・火星です。極地の氷を活用するには?火星で植物を育てるには?本書に登場する人々は、みな本気です。火星を第2の地球にすべく、あらゆる思考実験、シミュレーションが行われています。本書を機に、火星人になるという選択肢を本気で考えてみてはいかがでしょう。
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バイオスフィア実験生活 史上最大の人工閉鎖生態系での2年間
アビゲイル・アリング(著) , マーク・ネルソン(著) , 平田 明隆(訳)
いわば他の星に暮らすための予行演習を行ったのが本書にある実験生活です。「バイオスフィア」という閉鎖的な居住環境から一歩も外に出ずに暮らしながら、人間の精神はそれに耐えられるのか?物理的な環境に劣らず大切なのが心的ストレス。人間は地球以外の自然に適応できるのかを検証した、2年間におよぶ実験生活のレポートです。
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宇宙と生命との関係に迫る学問、それが「アストロバイオロジー」です。その射程は地球人にとどまりません。この宇宙に存在し得るであろうあらゆる生命体をも本書はカバーしています。これから人類が別の星で暮らすに際して悩むであろう宇宙人としてのアイデンティティのもち方について、この本は多様な示唆を与えてくれます。
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