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小さいお子さんがいる方、必見。親子で読むことができる地震関連の本
4つのプレートが集まる場所に位置し、世界的にも珍しいほどの地震大国である日本。2011年には東日本大震災も発生し、日々の地震対策に興味をお持ちの方も多いことでしょう。特に、小さいお子さんがいるご家庭では自分たちで子どもを守らなければいけません。ここでは、親子で読むことができる地震関連の知識を深めるための本を紹介します。
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地震のはなしを聞きに行く 父はなぜ死んだのか
須藤 文音(文) , 下河原 幸恵(絵)
著者の父親は東日本大震災で津波に押し流され、命を落としました。父を突然亡くした著者は、悲しみのなかで葛藤しながらも「父の死を無駄にしたくない」と立ち上がります。そして地震の専門家を訪ね、地震発生のメカニズムや備える方法をまとめました。漢字には振り仮名も付いていて、小学生高学年くらいのお子さんなら読むことができます。
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巨大地震をほり起こす 大地の警告を読みとくぼくたちの研究
宍倉 正展(著)
著者は地震や津波の調査をしている研究者です。地震や津波についての専門知識がない人にも読みやすいように配慮しながら、研究現場の最前線でどんな調査が行われているのかなどを丁寧に説明しています。漢字の振り仮名も多いので、小学校高学年くらいのお子さんなら1人で読むこともできるかもしれません。
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日本列島大地まるごと大研究 2 地層の大研究
平田 大二(監修) , 渡辺 一夫(文 写真)
地震には、地球の表面近くにある「プレート」という厚さ10~100kmほどの板のようなものの移動が大きく関わっています。本書では日本列島の成り立ちから、プレートを含む地価の地層について写真・地図・図表を交えてわかりやすく説明。地震の根本的なメカニズムを、お子さんと一緒に勉強するのにぴったりな一冊です。
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津波は怖い! みんなで知ろう!津波の怖さ 改訂版
港湾空港技術研究所(監修) , 沿岸技術研究センター(編)
2011年に起きた東日本大震災では、津波により多くの命が失われました。本書では、津波のメカニズムや地震発生時にどうやって身を守ればいいのかについて、イラストや写真を数多く用いてわかりやすく解説しています。津波の到達速度を乗り物のスピードに例えながら示していたり、小さなお子さんにも理解しやすい工夫が随所になされています。
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新・地震をさぐる
島村 英紀(著)
地球物理学者である著者が、地震帯やプレート、断層のことなどについて、初心者にもわかりやすく解説した一冊です。世界中で使われている海底地震計をについて写真や文章で詳しく説明されており、最前線では地震を探るためにどんな研究が行われているか、その概要を知ることができます。
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