女性誌の特集では物足りない！セックスについてマジメに考えるための本

AV監督として数多くの女性と向き合ってきた著者は、恋愛のできない女性が増えてきていると感じているそうです。セックスの回数は増えているのに恋愛自体ができない、それはどういうことなのでしょう？どんなにセックスしても心が満たされない、という方にオススメの本です。

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セックスと愛のかたちには「社会」が大きく関与します。しかし、セックスと愛はそもそも社会と両立しないのでは？というのがこの本のテーマです。愛せない、セックスできないことの背景にある社会の生きづらさに、なんとなく気づいている方にはしっくりくる一冊になるでしょう。

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セックスへの欲望が満たされないという状態は、ときに強い孤独感を引き起こします。しかし、その孤独感は単にセックスへの欲求を満たせば消えるものではなく、社会からの孤独を解消しなければ解決しません。社会をパートナーに見立て、正しくセックスする方法を説いた理論派な一冊です。

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セックスの裏に見え隠れする、「食べちゃいたいほど、可愛い」という欲求。それは食欲なのか、性欲なのか、支配欲なのか、あるいはそのすべてなのかを丹念に調べた民俗学研究です。少し学術寄りではありますが、セックスの深層心理について考えたい、と思っている方はぜひ読んでみてください。

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セックス本の多くは男性目線ですが、この本は医学的見識に基づいて女性目線からセックスを分析している貴重な一冊です。一方的なセックスに悩んでいるとき、よりよいセックスを追い求めたいとき、パートナーと一緒に読んでみるとよいでしょう。