ブックキュレーター社会学者 橋爪大三郎
大人の自由研究~こんなに困った日本の出口をさがす5冊
失われた10年は30年になった。50年になるだろう。経済がズタボロなのは、政治がまずく外交がまずく、教育も失敗しているから。社会と格闘する自前の社会科学が貧弱だからだ。では、どうする?社会を生き、組織を生きる人間が輝くには、日本人の思索の原石を拾い出し、あなたが磨き上げることである。
- 99
- お気に入り
- 7092
- 閲覧数
-
経済学~政治学~哲学~法学~社会学、はつながっている。経済も政治も哲学も法も、社会のなかでひとつにつながっているのだから。そのことが心底わかるには、小室博士の天才的な学問理解を学ばねばならない。中途半端なビジネス書を1000冊読むより、この一冊である。
-
宮台さんは、社会システムを武器に、サブカルチャーから近代社会の本質までを縦横に解き明かす理論派の社会学者。本書は宮台さんが時代と格闘しつづけるそのパワーと発想の秘密を明らかにする。『日本の難点』(幻冬舎新書)も併せて読みたい。
ブックキュレーター
社会学者 橋爪大三郎一九四八年神奈川県生まれ。社会学者。一九七七年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。執筆活動を経て、一九九五―二〇一三年、東京工業大学教授。『言語ゲームと社会理論』『仏教の言説戦略』(以上、勁草書房)、『はじめての構造主義』『はじめての言語ゲーム』『ふしぎなキリスト教』(共著)『おどろきの中国』(共著)(以上、講談社現代新書)、『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)、『橋爪大三郎の社会学講義』(ちくま学芸文庫)、『世界は宗教で動いてる』(光文社新書)、『面白くて眠れなくなる社会学』(PHPエディターズ・グループ)など著書多数。
ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です