ブックキュレーター出版甲子園
日本語でも読める!初めての海外児童文学
動物や人形が話したり、果物が空を飛んだり。児童文学はどこの国のものでも、心がワクワクしつつ、暖かい気持ちになりつつ、愛とか、自由とかについて考えさせられるものばかりです。ここでは、子供はもちろん、大人でも楽しめる、英語圏の小学生なら一度は読んだことある小説をまとめました。【選者:岡本真依(おかもとまい):広報局webデザイン部門】
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いいお家の娘に愛されていたおもちゃのウサギ、エドワードが、ひょんなミスから海の底へ落ち、波に流されて陸に上がり、さまざまな持ち主の元を巡るお話です。最初は愛を知らなかったエドワードは徐々に丸くなる様子が描かれています。奇跡的な結末を描いたエピローグがどうしても忘れられません。
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人間に食べられたくないと思う豚のウィルバーが理知的な蜘蛛のシャーロットの施しにより、人間に愛され、食べられない豚になるお話。シャーロットとウィルバーの絆に心が癒される作品です。アメリカの小学校では必ずと言ってもいいほど、読まれている名作。
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家庭が貧しい事、学校で嫌な奴がいる事。そんなことを忘れられる想像の国テラビシアを、主人公ジェシーは、隣に引っ越してきたレズリーと築き上げます。生々しい学校での出来事や、ジェシーの少年ならではの感情の機微、そしてテラビシアのファンタジー的描写が美しい作品。
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食べ物の分配、人の感情、人間の出生など、あらゆることが管理されているが、犯罪や飢餓に苦しむことのない"幸せ"な社会が舞台のお話。主人公が徐々にその世界の異常さに気付く様子、そしてそれを異端と捉える周りの人の描写がずっと心に残ります。
ブックキュレーター
出版甲子園2005年設立。早稲田大学公認学生団体。学生の、学生による、学生のための出版企画コンペティション。応募資格は、『学生』であること。参加企画は、厳正な審査と、決勝大会におけるプレゼンバトルで競い合い、編集者の目に止まった企画は出版されます。http://spk.picaso.jp/
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