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役者じゃないの?という方にオススメのリリー・フランキーの魅力に迫る本
今や日本映画界に欠かせない存在となったリリー・フランキー。役者としてのイメージが強い方も多いと思いますが、イラストレーターや作家としても大活躍しています。そんな彼の魅力に迫ることができる本を紹介します。笑いが絶えなかったり、どこかほっこりとしたり、ひたすら下品だったり、泣ける本だったりと、マルチな才能をご堪能ください。
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美女と野球
リリー・フランキー(著)
リリー・フランキーの周りで起こった数々の出来事を、彼ならではの感性で切り取って記したエッセイ集です。まったくもって身も蓋もない下品で下世話な内容に、驚かされる人も多いはず。だけど、日常に潜むちょっとしたことを独自の目線で切り取れるセンスこそが、彼の魅力の根底にあることがわかるでしょう。
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おでんくん The adventure of Oden‐kun あなたの夢はなんですかの巻
リリー・フランキー(作)
子どもにも人気の「おでんくん」の絵本です。基本は子ども向けの本ではありますが、そこはリリー・フランキー、一筋縄にはゆきません。風刺の効いた表現や、どこか切なくも感じられるやさしさがあふれていて、大人の心にも突き刺さります。親子で楽しむもよし、大人だけで楽しむもよしな一冊です。
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リリー・フランキーの人生相談
リリー・フランキー(著)
一般的な人生相談といえば、思い悩んでいる相談者に対して寄り添うような姿勢で答えるものです。でもこの本に寄せられた悩みは、いい意味でバカバカしいものばかり。それらに対し、時には寄り添い、時には怒り、時にはさらにバカバカしい答えを与えるリリー・フランキー。人前で読む時には、思わず吹き出さないようにご注意ください。
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
リリー・フランキー(著)
リリー・フランキーの名を世に知らしめた小説です。死を目前とした母親との交流が切なくも美しく、そして時には楽しげに綴られています。独特のシニカルな視点を持っている彼だからこそ、このようにやさしい物語を紡げるのかもしれません。人の本当のやさしさに触れたくなったら、ぜひ手に取ってみてください。
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