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詩人・小説家 小池昌代ブックキュレーター詩人・小説家 小池昌代

平成末期の陰翳礼賛

七年前の原発事故後、一時期、節電で東京が暗くなった。記憶にあるのは小田急線新宿駅の地下。日常にはまだ不安感があったが、薄暗い駅構内には、心の棘を抜く独特の柔らかさがあった。今、都市は、再び眩しい光にまみれている。だからこそ思い出したい。人肌の暖かい闇を。仄暗さのなかに浮かんだ、影をひく5冊だ。
※本ブックツリーの内容は、執筆時点(2018年11月12日)の情報に基づいております。

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  • 「水枕ガバリと寒い海がある」この句を読むと、子供の頃の水枕の感触が後頭部に蘇る。病いに弱った身。寒い荒海にガバリと飲み込まれそうだ。ああ怖い。怖いが快感だ。そして斬新でどこか笑える。それが三鬼の句。影にちなんでこんな句も。「緑蔭に三人の老婆わらへりき」。

  • 著者は生命科学者としてこれからという時期に難病に罹患。40年近く治療方法も見つからないまま、激しい嘔吐や眼痛・頭痛などに苦しみ続けた。理解を得られぬ壮絶な孤独の日々。そんな著者による般若心経の現代語訳は、科学と宗教とが手を繋ぎ、独特の優しさと深みを持っている。闇の中から釈迦の声が聞こえてくる。

  • 『ハーメルンの笛吹き男』『「世間」とは何か』などで知られる著者。本書は自伝的な歴史学入門書。東洋人である自分がヨーロッパ研究を学問として選ぶに至った来歴が、自分の内面に照応されつつ書かれていく。最終章、音を通し、感性で捉えたヨーロッパのくだりにはとりわけ吸い込まれる。

  • 面影とは死者の面のことか。生者の顔にそれが浮かぶこともあるし、様々な現象や物の上に束の間、ふっと現れ消えることも。私たちは死者とともに生きているのだ。川岸に立って語り始める一人の女。さらさらと川の水が流れるように語られていくその文章は、心の襞の奥深いところまで侵入し、私たちの魂を慰める。

  • 影と光とは反意語ではない。影の芯には光があり、光の中に影が翳す。私にとって、地面に倒れこむ木の影ほど魅力的なものはなかった。なぜ影に惹かれるのだろう。移ろい、刻々と形を変え、やがては闇の中に溶けてしまう影。影を追いかけ、詩と文を書きました。

詩人・小説家 小池昌代

ブックキュレーター

詩人・小説家 小池昌代

1959年東京・深川生まれ。詩人・小説家。津田塾大学卒業。主な詩集に『永遠に来ないバス』(現代詩花椿賞)、『もっとも官能的な部屋』(高見順賞)、『夜明け前十分』、『ババ、バサラ、サラバ』(小野十三郎賞)、『コルカタ』(萩原朔太郎賞)、『野笑 Noemi』、『赤牛と質量』。小説集には『感光生活』、『タタド』(表題作で川端康成文学賞)、『たまもの』(泉鏡花賞)、『幼年 水の町』など多数。主なエッセイ集に『屋上への誘惑』(講談社エッセイ賞)、アンソロジー詩集に『通勤電車でよむ詩集』『恋愛詩集』『おめでとう』などがある。

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