ブックキュレーターhonto編集員
日常に光る美しさ。民藝の世界に迫る本
日常的に使うためのうつわやほうきなども、かつては職人よって一つひとつ手作りされていました。道具として求められるのは機能性や質素さなど。だけどそれら道具には芸術品にはない独特の美しさがあるものです。そこに着目した柳宗悦らによって「民藝」という言葉が生まれました。そんな民藝の美しさを感じることができる本を紹介します。
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民藝の日本 柳宗悦と『手仕事の日本』を旅する
日本民藝館(監修)
豊富なカラー写真で民藝の魅力に迫っている一冊です。北は北海道から南は沖縄まで、日本各地の名作民藝がこれでもかと楽しめます。また、それぞれの作品について詳細な解説がついているため、日本各地域の文化と民藝の関係がしっかりと見えてくるのも本書の魅力です。
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民藝のある暮らし
民藝とは何も昔のものだけを指す言葉ではありません。現代を生きる職人による、現代の民藝に焦点を絞って紹介している一冊です。紹介されているアイテムは実際に購入できるものも含まれています。職人の手によってきちんと作られた美しい道具とともに暮らしてみたい方は必見です。
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民藝の教科書 1 うつわ
久野 恵一(監修) , 萩原 健太郎(著)
民藝のなかでも特に人気が高いのが「うつわ」です。本書ではそんなうつわを多数紹介していて、昔ながらの民藝はもちろん、現代の作家にも注目しているのがポイント。日常使いしてこそ民藝である、というこだわりが感じられます。写真をパラパラ眺めているだけでも、民藝への親しみが湧いてくるはずです。
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