ブックキュレーターhonto編集員
イメージが180度変わるかも!?漫画で楽しむ東京さんぽ
高層ビルが立ち並び、スーツに身を包んだ人々がせわしなく行き交う眠らない街。東京、といえばそんなイメージを思い浮かべる方が多いことでしょう。ここでは東京の無機質で冷たい印象がガラッと変わるような、暖かくて歴史的な一面を知ることができるコミックを紹介します。きっと訪れてみたくなる場所が見つかるはずです。
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東京生まれの野々花は引っ込み思案な女子大生。ひょんなことからアメリカから日本に来たばかりのアレクサンドラと出会い、彼女と見慣れた街を歩くことで東京の「すごい」に気がつきます。「東京さんぽ部」を立ち上げ、自分たちの足で歩き、目で確認しながら街の新たな顔を発見していく2人の姿が微笑ましい物語です。
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「ダーリンは外国人」シリーズの夫婦が東京を散歩した様子を描いたコミックで、日本人の妻である左多里の漫画と、語学オタクのトニーのコラムで構成されています。膨大な知識を持つトニーの解説がおもしろく、また新橋駅がベルリンのとある駅に似ている話など、東京の風景と海外の風景が重なる瞬間の驚きも体感することができる一冊です。
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漫画家と編集者のコンビによる都内の神社寺院めぐりをまとめた漫画です。当初は漫画家・小笠原の恋愛運上昇のための企画でしたが、いつの間にか目的は金運上昇に。訪れた後に買った宝くじの結果まで赤裸々に報告されており、ゆるい訪問レポートと、金運を求める真剣な目つきのギャップにくすりとしてしまいます。
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「城址」とは城の跡地のこと。100以上の城があったという東京を、今はなき、かつての城の姿に思いを馳せつつ散策する少し変わった物語です。城好きの数学教師・田辺と同級生の美音に誘われ仕方なく散歩を始めたあゆりが、徐々に城址の奥深さに気づくだけではなく、自らを見つめ直すきっかけを得る姿が印象的です。
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東京旅さんぽ 1 (芳文社コミックス)
山口 よしのぶ
旅行が大好きなのに仕事が忙しすぎて旅ができないストレスを抱える中学教師のいつきは、解決策として遠すぎず近すぎない、あまり訪れたことのない東京の街を日帰りで歩くことにしました。地域の絶品を食し、歴史的な建物を見てその街を終日満喫するいつきの笑顔から、ワクワク感が伝わってくるコミックです。
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