ブックキュレーター東京書籍 書籍営業チーム 横田有香
空いた時間にサクッと読めるオススメの短篇集
一冊の本の中にいくつもの物語が詰まっている短篇集。通勤電車の中、休憩時間や待ち時間など空いた時間にサクッと読めるのが魅力ですよね。今回選びました五冊の中には合計で45のお話が。心温まるお話もあれば、奇妙な世界あり、ノンフィクションあり、まるで映画の中に飛び込んだ感覚になる作品も‼読んだ瞬間にその世界に入り込めます。
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体の贈り物
レベッカ・ブラウン(著) , 柴田 元幸(訳)
ケアワーカーとして働く主人公が、生活が困難になってゆく人の生活を支えるお話。物語は淡々と進みますが、死を目前にした人同士の交流が描かれ、本に体温を感じます。食事ができること、汗をかけること、涙を流せることなど、当たり前だと思っていることはかけがえのないことで・・・。生と死について考えされられる一冊です。
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元東京都監察医務院長を務めた監察医である上野正彦氏が実際に手がけた9つの事件をまとめたもの。まるでミステリーを読んでいるかのようなストーリーですが全てノンフィクションです。「再鑑定」がテーマとなっており、驚きの事実が次々に暴かれていきます。想像を超える結末に体中衝撃が止まらない一冊です。
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探偵ガリレオ
東野 圭吾(著)
テレビなどでも大人気のガリレオシリーズの記念すべき第1作目。天才物理学者・湯川学が様々な怪事件を解決していく短篇集です。突然後頭部が燃え上がり焼死した青年、行方不明になっている人と同じ顔のデスマスク・・・、読みだしたら止まらない一冊。
ブックキュレーター
東京書籍 書籍営業チーム 横田有香東京都北区にある出版社で一般書籍の営業をしております。入社は2015年、日々色々なジャンルの本に囲まれながら仕事に励んでいます。また通勤時間が長いので本は必須です。本を読むこと以外はドライブをすること、お散歩をすることが好きで、お気に入りの場所を見つけて本を読んでいる時間が最高の幸せです。ブックツリーでは出会ってよかった本、面白い本など、ジャンルにこだわらず幅広くご紹介できればと思います。https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/
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