ブックキュレーター個別指導塾ココロ・ミル塾長 山田佳央
中学受験~中堅校の文章~東京電機大学中学で出題された本
中学3年間は1学年150~180名程度の少人数制をとるが、高校からの入学者もいる。東京電機大学中学、高校と名がついているが、東京電気大学に進学する生徒は多くない。早慶上理の最難関私立大学に40名、国公に30名。GMARCHに100名を越える合格者を輩出しており、付属校というよりは進学校として実績を伸ばしている。
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科学の落し穴 ウソではないがホントでもない
池内 了(著)
環境問題とテレビで日常茶飯事に流れている言葉であるが、「環境倫理」という言葉を聞いたことがあるだろうか?環境問題の発端も1人1人の環境に対する倫理観が根本にあり、石油燃料やプラスチックの使用など企業や国単位でなく個人としてどのような心構えで行動すべきかということが書かれている。H29年で出題。
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日本人と中国人のサルの見方の違いとも言えるし、猿の種類についての話とも捉えられる。猿(えん)とコウと大きく分けて2種類のサルがいて、中国だけでなく英語でもきちんと区別されている。エイプはゴリラやチンパンジーやオランウータンなどの類人猿のことを指すなど分類について詳しく書かれている。H29年で出題。
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「里」という思想
内山 節(著)
「1965年を境にして、人間がキツネにだまされなくなった」との文章に衝撃を受ける。そのことについて筆者は大真面目に語っていて、その原因は学性や実証性を重視し、物語や歴史性を重視するようになり、キツネが人間の意識の中に入ってくる「隣人」からただの動物になってしまったことによる。H27年で出題。
ブックキュレーター
個別指導塾ココロ・ミル塾長 山田佳央早稲田大学政治経済学部卒業。日本たばこ産業(JT)を経て、中学受験専門の個別指導塾ココロ・ミル(http://kobetsushido-shibuya.com/)を渋谷に開校。中学受験の大手塾であるSAPIX、四谷大塚、日能研等で成績が数年伸びないお子様の成績を改善し早慶附属中などの有名私立中学に合格者を多数輩出している。そのことが口コミで広がり募集から数週間でキャンセル待ちとなる。自身国語が苦手だった経験を活かし、子供の目線に立った教材選定や思考法にまで落とし込んだ既存の枠組みを超えた指導で国語の偏差値を20以上伸ばしたケースも数多く、関西や山陰などの遠方からもお客様を抱える。講師としても2,500名以上を指導する現場主義者。著書『小学国語900のことば』(双葉社)。
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