ブックキュレーターhonto編集員
知れば知るほどおもしろい!今すぐ美術館に行きたくなる本
大人の休日プランとして人気の美術館巡り。美術館に来てみたけど作品の良さがわからない・・・となってしまうと、せっかく来た甲斐がありません。「西洋絵画のおもしろさって?」「仏像はどう見ればいいの?」「ミュージアムってどんな場所?」などの疑問に答える本を紹介します。楽しみ方を知っているのと知らないのとでは、見方がぐっと変わるはず!
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現代アートを目にした人が真っ先に思い浮かべる疑問、それがそのままタイトルになりました。伝統的な西洋美術とは質を異にする現代アートは、その過激な表現や謎めいた表現で見る人をたじろかせてしまいます。さまざまな概念・主義が錯綜する現代社会の影響を受けながら形成されてきた「現代アート」を楽しく解説する一冊です。
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アーティスト集団「Chim↑Pom」の作品は、「ヒロシマの空をピカッとさせる」「Don’t Follow the Wind」など、さまざまな議論を巻き起こしてきました。センセーショナルな作品によって、彼らが表現したいものとはなんなのか?彼らの表現活動の根底にある思想をアーティスト自ら語ります。
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今でこそおでかけスポットとして人気のミュージアム(美術館/博物館)ですが、政治や国策と密接に関わってきた歴史を持っています。珍しいものを集め、展示するという機能を持つ今日のミュージアムは、かつてはその国の富や権力を見せつけるための装置でした。ミュージアムの裏事情をアカデミックな視点で読み解きます。
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古典主義、ロマン主義、ロココ調・・・なんとなく聞いたことはあるけど、よくわからない西洋絵画の知識を、美しい名画の図像をふんだんに使用しながら解説した本です。「なぜギリシャ彫刻は男の人の裸体ばかりなの?」「天井画はどうやって書かれたの?」など、絵画作品と対面したときに感じる疑問に答えます。
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仏像の修復師による仏像の入門書です。著者は時にはカビやネズミなどの被害と戦い、またある時には仏像の体内に収められた古文書にロマンを感じています。そして、仏像の修復にその丁寧な仕事ぶりがうかがえます。エッセイのように読みやすい文体なので、気軽に手にとってみてください。
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