ブックキュレーターhonto編集員
ワクワクドキドキの新1年生!期待が詰まったランドセルの本
卒園して「ランドセル」という新しいアイテムを手にするだけで、子どもは自分がレベルアップして大きく成長したように感じるものです。一つ歳を重ねただけなのに、小学生になるということで何かが始まるような気がしてワクワクドキドキが止まらない子どもに、小学校では何をするのかをわかりやすく教えてあげることができる絵本を選びました。
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ランドセルがやってきた
中川 ひろたか(文) , 村上 康成(絵)
園児にとっては、自分宛に荷物が届くだけで特別な気分になるものです。ワクワクしながら箱を開けると、その中にはさらにワクワクするものが入っていたという喜びが伝わってくる絵本です。ランドセルを背負ったことでお兄さんになったことを意識し、近所の人から挨拶されて大事なことを思い出すラストにもほんわかします。
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ますだくんのランドセル
武田 美穂(作・絵)
ランドセルをいろいろな色から選べる今の時代を先取りしたような1995年に発行された絵本です。入学式の日に「幼稚園がいい」と泣いている一緒の組の女の子に、業を煮やして体育館に連れて行ってあげる面倒見の良さが、女の子から見ると怪獣に見えているところがユニーク。男の子でも女の子でも好きな色を選んでもいい!という勇気が持てます。
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おおきくなるっていうことは
中川 ひろたか(文) , 村上 康成(絵)
ゆったりとしたやさしい口調で語りかけるようなリズムで進むお話は、難しいことがわからない子どもにも、大きくなるってそういうことなんだ、となんとなくでも伝わる絵本です。自分が何をクリアしているかということを親子でワイワイ言い合いながら、成長したことを実感しながら楽しめます。
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みんなで食べたお弁当、泥団子の作り方を教えてくれる名人、プールが苦手な子、話は上手じゃないのに人気者、ダンゴムシを見つけるのが上手な子、力持ちな女の子、絵が上手な子、など皆が過ごした幼稚園の3年間を振り返ります。そして、全部の形が違う雪の結晶のように、皆がひとりずつ違っていいのだと思わせてくれる絵本です。
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ちいさいわたし
かさい まり(さく) , おかだ ちあき(え)
今は自分ひとりでできないこともいつかはできるようになるのだ、と目標にする前向きさを見て、頑張れと応援したくなる絵本です。「とちゅう」という言葉が、言い訳としてではなく「ちょっと待っててね」という風に聞こえてきます。友達と仲直りすることだけはいつかではなく今しなければならない、と行動することの大切さも学べます。
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