美しいだけでは生きていけない。バレエの世界の裏側も含めて描いたコミック

バレエ教室を経営する家に生まれ育った小学生・ユキが、優秀な姉と比較されることや、自分の身体特徴がバレエに向かないことなどをきっかけに、バレエとの関わり方を模索していく物語です。莫大な費用がかかる金銭問題や、姉のケガに端を発した家庭問題など、読み応えのあるヒューマンドラマが繰り広げられています。

北海道の田舎でバレエを習っていた真澄が、ソビエト連邦から来日していた憧れのバレエダンサーに見いだされ、バレリーナとして世界に羽ばたいていきます。さまざまなライバルの登場により真澄が技術的にも精神的にも成長していく姿に共感必至！バレエ作品の解説も細やかなので、初心者にもオススメのバレエ漫画です。

『SWAN』の続編ですが、単体で読んでも楽しめるバレエ漫画です。『SWAN』の主人公・真澄の娘・まいあが、どうしてバレエを踊りたいのかを自問自答しながら成長していきます。海外が舞台となっているので、日本にはないバレエ学校の制度を知ることができます。

観察眼に優れた少女・奏が、バレエの大舞台を目指して成長していく姿を描いた物語です。バレエ以外の競技からも影響を受けて自分の表現を成長させていくポジティブな姿勢が、読者にもやる気と熱意を与えてくれます。バレエ描写が丁寧なので、優れたスポーツ漫画としても読むことができます。

「くるみ割り人形」を見た主人公は、その美しさに衝撃を受けてバレエを始めます。しかし、主人公は背が小さくてバレエに向かない体格で、続けていくにつれ困難に直面していきます。少女漫画らしく恋愛要素もありながら、バレエの世界の過酷さが描かれています。