ブックキュレーター丸善丸の内本店
世の人は何とも言わば言え 我がなす事は我のみぞ知る
幕末を自由闊達に生きて、「薩長同盟」「大政奉還」を成しとげながらも暗殺された『坂本龍馬』と言う男。特に十代の若い人には絶対に知って欲しい人物です。1000冊を超える龍馬本や幕末本を読み収集してきた中から、坂本龍馬の生きた150年前の『幕末』という時代を知るきっかけとなる5冊をあげてみました。
※本ブックツリーの内容は、執筆時点(2019年4月6日)の情報に基づいております。
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これをマンガと侮るなかれ。第1部『ワイド版 風雲児たち』20巻もありますが、まずは「幕末編」から手に取って下さってもかまいません。ギャグ満載で思わず吹き出してしまうかも知れません。膨大な人数の登場人物も気になりません。江戸時代の歴史が楽しく読めます。5月には最新刊32巻が出版されます。
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幕末維新史年表
大石 学(編)
著者は「新選組」「篤姫」「龍馬伝」「西郷どん」など数多くの大河ドラマの時代考証を担当した大石学。左ページに年表、右ページはそれに関連した図版や資料を掲載してあって読みやすくわかりやすい。幕末小説を読む時にそばに置いて欲しい一冊。
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再考寺田屋事件と薩長同盟 龍馬の手紙に見る幕末史
宮川 禎一(著)
坂本龍馬の残した手紙を詳しく読み解くことで幕末史の転換点と言われる「薩長同盟」に龍馬がどのように関わっていたかを探っていく。著者は、京都国立博物館の上席研究員だけあってその解説は詳しく非常に読みやすいです。
ブックキュレーター
丸善丸の内本店「Book Museum」をコンセプトにした、和書約100万冊・洋書約12万冊の在庫数を持つ日本最大級の総合書店。コンセプトが示すように、各階に美術館のような展示回遊スペース“ミュージアムゾーン”を持つ。本の在庫と配置場所検索ができる“Mサーチ”、本の相談を専門で受ける“ブックアドバイザー”など、お客様と本を結ぶための機能が充実。本のほかにも、1千本近い万年筆を揃える文具売場やメガネ・時計コーナー、ギャラリー、丸善の元祖“ハヤシライス”を提供するカフェも。お客様にとって新しい発見の場となるよう、売り場づくりにとり組んでいます。
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