心がほっこり癒される。古き良き「和」の雰囲気が感じられるコミック

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難関医大の二度目の受験に失敗し窮地に立たされていた大輝は、老舗のお香屋主人・薫との出会いによりお香のセラピストになろうと奮闘し始めます。大輝と薫がお香を用いて人を癒していくさまは、読むだけでデトックス効果あり。実際に香りが漂ってくるかのような描写が秀逸です。

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和菓子職人を目指す草太は、幼少期の思い出を頼りに老舗和菓子店「桜屋」へ住み込み修行を申し込みます。桜屋に勤める桜葉家の面々は個性豊かなキャラクターばかり。京都の描写には思わず「はんなり」和の気分にさせてくれます。無性に和菓子が食べたくなってしまうので、ダイエット中は十分に注意して読んでください。

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名前の通り冴えない人生を送っていたOL・臼井幸は、仕事に追われコンビニ弁当ばかりになっていたところ「そんなご飯で元気出るの？」と、近くの寺の住職たちに話しかけられます。そんな彼らに誘われた花見でふるまわれた精進料理に心動かされ、料理を教わることになった幸。仏教の教えのもと変化していく幸の姿に心が洗われます。

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老後に備え地元に古民家を購入したアラサーイラストレーター・萌の前に現れたのは、古民家オタクの一級建築士・池内。萌の「家」に一目惚れし、古民家住まい経験ゼロの彼女の世話を焼き始めた彼が徐々に心を開き始めます。恋愛要素はもちろん、古民家にまつわる知識もふんだんに組み込まれた恋物語です。

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富山県の伝統芸能「おわら」。男子高校生・光は東京からの転校生・蛍子が誰も居ない教室でおわらを完璧に踊る姿を目撃し、口止めさせられてしまいます。それをきっかけに仲良くなる光と蛍子でしたが、実は蛍子は光の伯父と昔からの繋がりがあり・・・。地方文化や方言がノスタルジーな画風とマッチしたコミックです。