ブックキュレーターhonto編集員
ユニークな視点から日本の近現代史を読み解く本
虫の目、鳥の目と言われるように、視点を変えると景色がまったく違って見えます。流言は説得コミュニケーションの所産であるとか、戦後の経済発展の裏には戦前の官僚組織の存在があるとか、犯罪への関心は息苦しい社会秩序への反発であるなど、取り上げた本は独自の視点から歴史を見ています。ユニークな考察に触れて視野を広げてみませんか。
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自らの体験と独自の視点から、戦後日本経済の繁栄と衰退の原因に切り込んでいます。戦後の高度経済成長をもたらした1940年体制の解説に始まり、オイルショックとその後の黄金時代、バブル崩壊と直後の停滞などを一貫したストーリーに位置付け、現状を明らかにします。日本経済の未来を考えるうえでも貴重な一冊です。
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ミステリーに描かれた社会の問題や関心から、戦後史を読み解く試みです。作品を発表年によって10年ごとに区切り、表現された社会や人間の営みを中心に見ていくことで、社会とは何か、人間とは何かという根源的なテーマに迫ります。文体と時代を視点に古典文学を読んできた研究者ならではのコメントが興味深い一冊です。
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