ブックキュレーターhonto編集員
3人だからこそイイんです! 複数人で愛し合う姿を描いたBLコミック
BLにおける3Pといっても、その3人の関係性や愛のカタチはさまざまです。攻めが2人で受けが1人の場合もあれば、攻め→リバ→受け、お互いがお互いを「共有」していることもあれば「三角関係」で奪いあうこともあります。いずれにしても2人では味わえない、より複雑で刺激的な「3人だからこそイイ」BLコミックを集めました。
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自分の好きなものや大事なものは親友のタケと共有したい拾は、恋人のミネをも2人で共有したいと思っていました。誰かのものにされる感覚が手放せないタケと、拾のことが大好きでしぶしぶ関係を受け入れたミネの3人は、「タケ、拾（攻め）：ミネ（受け）」で愛し合う関係。3人の欲求が絶妙なパワーバランスで成立している傑作です。
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将来に希望を持てず悲観的な毎日を過ごしていた愛は、隣に住むハイパーポジティブな綾生と無愛想でガタイのいい怜と酔った勢いで3Pを経験。ワケありな綾生と怜に振り回される日々を過ごす愛は、「怜（攻め）→愛（リバ）→綾生（受け）」のサンドウィッチ3Pです。挿れて挿れられちゃう愛の表情にも注目な一冊です。
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理学部に通う双子の兄・レンと水泳が得意な双子の弟・タクミを育てている義父の啓一は、3人でつき合っている「レン、タクミ（攻め）：啓一（受け）」な関係です。息子たちの前では父親であろうとする啓一の理性が、2人の息子たちによって崩されていく名物「二輪挿し」が見もの。
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裏社会が舞台のシリーズものです。お人好しなディーラー・新谷とクズでツメが甘いチンピラ・菊池、ヤクザの情婦・須藤が「新谷（攻め）：菊池、須藤（受け）」のW受け。ダークで歪んだ3人の「共有」関係ではなく、「三角関係」色が強く出ていたのがどう展開していくのか・・・最終巻まで目が離せないシリーズです。
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