そんな一面があったの!?あの文化人の素顔を垣間見ることができる本

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歯に衣着せぬ発言で知られる社会学者の古市憲寿が週刊誌に連載していたエッセイをまとめた一冊です。世の中にあふれるさまざまな「正論」に対して、社会学者として「誰の味方でもない視点」で切り込みます。受刑者増加に対しての斬新な提案もあり、テレビでしか著者を知らない方はそのイメージを良い意味で裏切ってくれることでしょう。

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バラエティ番組に出演している生物学者・池田清彦によるエッセイ集です。虫が好きで車のトランクに虫取り網を積み込み、見つけたら公衆トイレでも捕まえる私生活に笑いを堪えきれません。著者独特の「命に関する考え」もわかりやすく濃密な文章で綴られていて、テレビでは見られない生物学者としての鋭い感性を垣間見ることができます。

「アンパンマン」の著者として知られるやなせたかしの自伝です。戦争体験者である著者の兵役生活や、50代で売れっ子漫画家になるまでの日々が綴られています。本書に記された「アンパンマンのマーチ」の歌詞の疑問や、「アンパンマン」のとあるシーンに隠された意味を知ると、「アンパンマン」がまた違って見えてくるでしょう。

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魚の専門家として活躍する、さかなクンの初の自伝です。さかなクンが魚に夢中になるようになった経緯や、日本で初めてカブトガニの繁殖に成功した話など、あまり知られていないさかなクンが「さかなクン」になるまでの軌跡が紹介されています。好きを極めて成功したさかなクンの姿は、子どもたちにも夢を与えてくれるでしょう。

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iPS細胞を発見しノーベル賞を受賞した山中伸弥が、「ミスター・ラグビー」とも呼ばれたラクビー選手で故人の平尾誠二との日々を描いた本です。平尾誠二が50代と若くして癌に罹り、友人として山中伸弥が尽力した場面は涙なしでは読めません。教科書に載る偉業を成し遂げた山中伸弥の熱い一面を知ることができる本です。