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夏の日の出会いを思い出す。甘酸っぱくて切ないボーイ・ミーツ・ガール小説
夏といえば冒険の季節。というのは、夏休みが約束されている学生までのことかもしれません。しかし私たちの夏の記憶には、うだるような暑さとともに、どこか寂しげな青春の甘酸っぱさが埋まっているものです。胸を焦がしたあの出会いを思い出すような、少し切ないボーイ・ミーツ・ガール小説を揃えました。
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『6月24日は全世界的にUFOの日』という発言から物語は始まります。主人公の浅羽は夏休み最後の日、学校のプールに忍び込み、なぜかそこにいた少女・伊里野加奈に出会います。その時、「UFOの夏」がやってくるのです。残酷過ぎる世界と、切なくなるほど暑くて懐かしい夏に浸ることができる傑作ライトノベルです。
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海を隔てた二つ国の間の戦争を描いた物語です。天ツ上の新型機・真電は圧倒的な性能によってレヴァーム皇国の空軍を駆逐。絶望的状況で天ツ上の自治領内にいる皇子の婚約者ファナの救出のため、無謀な作戦が立案されます。敵中を単騎で横断する計画に参加するのは混血の飛空士シャルル。孤独な2人の旅は、別れを約束されて始まります。
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宇宙船の操縦に最適化された種族アーヴは、巨大な帝国を築き周辺星系を併呑します。父親が故郷を裏切ったことで貴族の地位を得た少年ジントは、貴族の義務として軍人の教育を受けます。その途中で出会ったアーヴの少女ラフィール。彼女は皇帝の孫娘でした。スペース・オペラとボーイ・ミーツ・ガール双方を代表するような名作です。
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帝国との戦いから9年が経過したサングマノリア共和国。民族の協和を謳う共和国は、帝国の自動兵器の攻撃に対し、同じ兵器で対応します。しかしそれは見せかけだけのこと。無人と銘打たれた箱の中には、人でなしとされた人間がいました。希望なき戦場で、死神と呼ばれた少年と貴族の少女が出会います。
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