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なぜ惹かれてしまうのか?純喫茶の魅力をひも解くヒントが詰まった本
昭和の博物館と言っても過言ではない純喫茶。近年では若い世代から注目される機会も増えています。美味しい珈琲はもちろん、外観の佇まいや店主の人柄、窓越しから見える風景など、その魅力はひと言では語れません。街角で思わず吸い寄せられてしまう純喫茶に、なぜ人は惹かれるのか?そんな純喫茶の魅力をひも解くヒントが詰まった本を紹介します。
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昭和の店に惹かれる理由
井川 直子(著)
その店が名店と呼ばれるには理由があり、それは「いい純喫茶の条件とは?」という問いの答えと重なります。本書では店のあり方や店主の姿勢など総合的に審査して、著者が尊敬できるさまざまなジャンルの昭和の名店10軒を紹介。純喫茶としては、新橋の「カフェ・ド・ランブル」が取り上げられています。
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変わらない店 僕らが尊敬する昭和 東京編
井川直子(著)
1970年代に生まれた飲食に携わる人たちが、それぞれリスペクトする「昭和の店」を紹介した一冊。私たちはなぜ「変わらない味」に惹かれるのでしょう?さまざまな料理人たちが感じる「昭和のこころ」に触れることで、その答えの一端が見えてくるかもしれません。下北沢の老舗「イーハトーボ」が紹介されています。
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47都道府県の純喫茶 愛すべき110軒の記録と記憶
山之内 遼(著)
それぞれの純喫茶には、それぞれの物語と歴史があります。本書では、その一つひとつを文章と写真で丁寧に紹介しています。純喫茶の雰囲気や創業した背景などを丹念に聞き出した著者の喫茶愛がそこかしこに感じられる本で、読んでいると近所の喫茶店に足を運びたくなってくるはずです。
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京都・大阪・神戸の喫茶店 珈琲三都物語
川口 葉子(著)
京都・神戸・大阪という個性が際立つ3都市にある、魅力的な喫茶74軒を紹介した一冊です。文章の美しさはもちろん、そこに添えられたレトロな写真も本書の魅力。「喫茶写真家」という肩書きを持つ著者が撮る写真には、お店の雰囲気を凝縮されています。
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