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自分とも他人ともいい関係を!「つい、やっちゃう」を理解するための本
自分では思ってもみなかったことを、無意識のうちに、癖のように「つい、やってしまう」ことがあるものです。この「つい」のおかげで、上手くいくことも、上手くいかないこともあると思います。そこで、ここでは「つい」のメカニズムを学べる本を紹介します。無意識での行動を理解し、応用することで人間関係の構築や仕事に役立ててみてください。
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本書では「つい」を心理学的、脳神経学的に解き明かしてくれます。嗅覚や資格などの五感が刺激されることで衝動的に動いてしまうことや、事故で脳を損傷した人の衝動が事故前とどのように変わったのかなどの事例も挙げられていて、どうやって「つい」と付き合うべきかを考えさせてくれます。
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先送りしてしまうのは心が弱いからではなく、4つの癖がついた脳にこそ原因があり、自分の脳にはどのタイプの癖がついてしまっているのか、そのメカニズムはなんなのかを脳科学的アプローチに基づいて解説してくれます。タイプに応じたトレーニング法も紹介されている、「つい」に対する処方箋的な一冊です。
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他人の目や自分自身の上手くいかないところを気にしすぎて、悩んで、イライラして、悪循環に陥りそうな時ほど、手に取ってほしい一冊です。本著では心に余裕がないことが「つい、気にしてしまう」心の動きを生んでいると解説していて、その対処法、心に余裕を生むための心のあり方を教えてくれます。
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ついつい出ちゃう!日本人のかんちがい英語
ゲーリー・スコット・ファイン(著)
学校で英語の授業を受けただけの人、必読の一冊。外国人に話しかけられたときに、自分の持てる語彙力でやり過ごそうとしたことは、誰にでも経験があるでしょう。ページをめくる度に、ショッキングなことが明らかになります。学校で学んだ英語が実は間違って伝わっていたことを知り、「つい」口にしないように注意しましょう。
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本書では自分ではなく、誰かの「つい」を引き出す体験デザインを解説。ユーザーに新たな体験を期待させるものを作り、「つい、手にとりたくなる」を引き出すための奥義的一冊です。本自体もまた体験デザインの知見が詰まっていて、「つい」読み進めてしまうことでしょう。
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