ブックキュレーター株式会社タニタ代表取締役社長 谷田千里
これからの時代の「働き方」「稼ぎ方」を考えるための5冊
働き方改革のもと、多くの職場で「単なる残業削減」が進んでいます。私は、それだけだと企業の収益力が損なわれ、長期的には社員の給料も減ってしまうとみています。そうならないためには、一人ひとりが主体的に、プロ意識をもって働き稼ぐことが必要になるのです。この5タイトルは、そのための知恵を授けてくれるでしょう。
- 30
- お気に入り
- 5477
- 閲覧数
-
私の経営者としての基礎をつくってくれた本であり、原点です。正しい商売をすること、努力と勉強を続けることが「ツキ」を呼び込み、成功につながる、といったごく「当たり前」の基本の大切さに改めて気づかせてくれます。ちなみに、私が解説を書いていますが、原稿料はもらっていません(笑)。
-
昭和世代の私もかつては「やっぱり持ち家だよね」なんて古い常識にとらわれていたのですが、本書を読んで考えが変わりました。経営者としてのフットワークを鈍らせないためにも、個人で大きな負債は抱えない。お金にお金を生ませることを目指す、などなど。人生におけるお金とのつきあい方を考えるための定番書です。
-
あらゆる領収書は経費で落とせる 完全図解版
大村 大次郎(著)
タニタで新しい働き方の仕組みを構想していたときに、勉強のために読んだ1冊です。「キャバクラ代を経費で落とす」など、一見とんでもない手法が書いてあります。フリーで働くことや副業を考えるのなら、税金の話は必須です。ここまで過激なことをやるかどうかは別として、最低限の知識は身につけたほうがいいでしょう。
ブックキュレーター
株式会社タニタ代表取締役社長 谷田千里株式会社タニタ代表取締役社長。1972年大阪府吹田市生まれ。1997年佐賀大学理工学部卒。船井総合研究所などを経て2001年タニタ入社。2005年タニタアメリカ取締役。2008年5月から現職。レシピ本のヒットで話題となった社員食堂のメニューを提供する「タニタ食堂」や、企業や自治体の健康づくりを支援する「タニタ健康プログラム」などの事業を展開し、タニタを「健康をはかる」だけでなく「健康をつくる」健康総合企業へと変貌させた。
ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です