ブックキュレーターhonto編集員
もっと知りたい!『おっさんずラブ』な世界
男性同士の恋愛模様を一般向けのエンタメ作品にした『おっさんずラブ』は、ドラマに続き劇場版も大ヒット!この作品に触れてからゲイの世界に興味を持った、という人も多いのではないでしょうか。同性愛がテーマの過去の名作からカミングアウトした著者による最新のエッセイまで、『おっさんずラブ』の世界を深く知ることができる本を紹介します。
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劇場版おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜オフィシャルBOOK
2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会(著)
大ヒットした劇場版のオフィシャルBOOKは、ファンなら垂涎もののコンテンツが満載!田中圭、吉田鋼太郎、沢村一樹ら、出演者たちの濃いインタビューはもちろん、撮影現場潜入ルポ、プロデューサー座談会など、舞台裏もガチで見せまくり。大ヒットするのも納得の熱気を肌で感じられる一冊です。特製のフォトカード付き。
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ビール販売会社で営業の仕事をしている主人公・門倉課長の部署に配属された28歳男子・加瀬。主人公はアラフォー妻子持ちなのにもかかわらず徐々に加瀬に惹かれていくという、まさに「おっさんずラブ」な小説です。中年男子の第二思春期を迎えた門倉課長の揺れ動く乙女心が、コメディタッチで描かれていて楽しくなってきます。
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「なんで男なのに男を好きになるの?」「男女の恋愛と違うところは?」「ノンケを襲いたくなる?」歌人として活躍しているゲイの著者が、素朴な疑問に答えてくれます。ちなみに著者も、ノンケの男性に好意を寄せられまいと身構えられてしまうことがあるとか。それについて著者は、『どの顔が言っとんじゃコラッ』。
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仮面の告白 改版
三島 由紀夫(著)
1949年刊。三島由紀夫の代表作の一つで、本人が私小説であると語っています。同性愛指向を持った主人公が、普通の男性であろうとあがいた末に、自身の性癖を認めざるを得なくなるという苦悩の様子が綴られています。同性愛が今ほど受け入れられていなかった時代に、かなりのセンセーションを巻き起こしました。
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