ブックキュレーターhonto編集員
文系もOK!理系科目をやり直したい大人が読むべき本
大人になってふと思う「もっと勉強しておけばよかった・・・」という気持ち、今からでも遅くはありません。理系教科をやり直したいという人に向け、化学、物理、自然科学、数学の本を紹介します。難解な数式を用いるのではなく、学問の本質を捉えた本ばかり。授業で習った理由について、今さらながら気づかせられるかもしれません。
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元素生活 完全版
寄藤 文平(著)
化学の基本となる元素。水素、ヘリウム、リチウム・・・と呪文のように覚えたけれど、なんだったのかはもう覚えていないという人も、もう一度元素に触れてみませんか?この本では元素を擬人化し、それぞれの性格(性質)や使われ方について解説しています。大人はもちろん、これから化学を学ぶ中学生にもオススメです。
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高校生の頃とにかく頭に叩き込んだ公式の数々。試験前に無理やり覚えても、たいていはその後にさっぱり忘れてしまうものです。この本ではそれら物理の公式に着目し、どんな物理現象が理解できるのか、どのように応用されているのかについて解説しています。今さらかもしれませんが、公式の正しい意味を理解できるようになるかもしれません。
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好奇心をそだて考えるのが好きになる科学のふしぎな話365
日本科学未来館(監修)
科学の基礎となるのは「不思議」という気持ちです。大人になると「そういうものだから」という気持ちになってしまい、世の不思議に気づきにくくなるもの。そんな時にオススメの一冊がこちらです。子ども向けに身近な不思議を紹介しているのですが、大人が読んでも楽しめる内容になっています。大人でも好奇心が刺激されるはずです。
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中学入試レベルの図形問題を集めた一冊。それを大人が解くためには、直感ではなく論理性が必要です。これを求めるためにはこれが必要で、それを求めるためにここに線を引いて・・・と考えていると、頭の普段使わない部分を刺激してくれます。定期的に挟まれる歴史上の数学者についてのエピソードも興味深いです。
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物理学とはなんのためにあるのでしょう?もちろん高校生を困らせるためではありません。世界を理解し、宇宙の不思議を読み解き、未来を見据えるためにあるものなのです。それを教えてくれるのがこちらの本。マサチューセッツ工科大学の新入生向け講義ですが、わかりやすい言葉で綴られていて、難解さを感じることはありません。
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