ブックキュレーターhonto編集員
身近なものでここまでできる!奥深い工作の世界を紹介した本
子どもの頃に工作が大好きだった、という大人にオススメの本を紹介します。リアルすぎるレゴ作品、複雑すぎる折紙、超がつくほど繊細な切り絵、ワッと驚くペーパークラフト、子どもが喜ぶおもちゃなど、身近なものでここまでできるの?と驚かされるものばかり。まねして作ってみるのも楽しく、美麗な作品を眺めているだけでも楽しくなってきます。
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レゴブロックの魅力の一つが「想像力と工夫次第でさまざまなものを形作ることができる」というところにありますが、現役の東大生が作るととんでもないことに!驚くほど精巧に作られたな安田講堂など、見るものを圧倒します。レゴの設計にかける思いも紹介されていて、そこに東大生ならではの考え方が垣間見えます。
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1枚の紙から鶴を折るだけでもすごいことだと思いますが、この本で紹介されているのはそんなレベルをはるかに凌駕した作品ばかり。モチーフの動物たちは、1枚の紙から作ったと言っても信じてもらえないほどに複雑で、繊細で、躍動感にあふれています。作り方も載っていますが、眺めているだけでも十分に楽しめます。
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図柄を切り抜いて模様を表現する切り絵。作って飾って満足するというのも良いですが、この本では切り絵を使った封筒や子どもが喜びそうなうちわなど、日常的に使える切り絵作品の作り方を紹介しています。基本のテクニックから応用テクニックまで紹介されているので、ぜひまねして作ってみてください。
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「カミカラ」とは「紙のからくり」を表す造語。この本ではタイトルにもある通り、幾何学的な造形が楽しめるカミカラ作品が紹介されています。作品同士を重ねると立方体や正十二面体が現れたり、ポンと投げるとくるりとひっくり返ったり、そのカラクリに思わず「わっスゴい!」と声をあげてしまいます。
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子どもと一緒に工作を楽しみたい方にオススメの一冊です。身近にあるものを使って作る、伝統的おもちゃが紹介されています。簡単に作れるものから本格的な工作が必要なものまで、バリエーションが豊富なのもうれしいポイントです。大人にとっては懐かしく、子どもにとっては新鮮なおもちゃを作って、存分に遊んでみてください。
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