ブックキュレーターhonto編集員
なぜなの?どうしてなの?「問いかけ」から始まる科学の世界の入門書
これってなぜ?実際はどうなんだろう?そんな疑問を掘り下げていくと、自然の仕組みや人間の性質が見えてきます。「虫にも心はあるかもしれない。じゃあ石には?」「『幽霊なんているわけない』。なら目撃者は全員ウソつき?」そんな疑問を凝縮した書名に心惹かれたら、あなたはもう科学の入口に立っているのです。
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人間以外の動物にも心はあるのか?という誰しも一度は考える疑問について、著者は大胆にも「ダンゴムシに心はあるのか」という視点から切り込みます。綿密な観察と数々の実験から、ダンゴムシの心を捉える試み。それは、心そのものに迫る「心の科学」の入口でもありました。実体験ベースの語りは、理科が苦手でも読みやすいはずです。
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災害時、即座に行動できる人は少ないと言われます。少々の異常事態なら「正常」と処理する人間の性質が、時に「行動しないこと」を選択させてしまうのです。著者はこうした「災害心理学」の観点から、我々が非常時に取るべき行動を考察します。人はなぜ逃げ遅れるのか掘り下げていくなかで、災害への心構えが変わる一冊です。
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スイカのタネはなぜ散らばっているのか タネたちのすごい戦略
稲垣栄洋(著) , 西本眞理子(イラスト)
タネにも生存戦略がある!西洋タンポポは一年中咲いて種を作るのに、日本のタンポポは春しか咲きません。損してない?と思ってしまいますが、実は日本のタンポポにも西洋タンポポを出し抜く作戦がありました。一見不可思議でも、タネの性質にはその植物が生き残ってきただけの理由があります。タネの言い分、聞いてみませんか?
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幽霊、予知夢、超能力などの超常現象は、信じない人が多い一方で、体験談が尽きないのも確かです。それらの体験談が、もし嘘ではないとしたら?著者は科学の視点から超常現象と向き合います。脳と心の不思議を解き明かす、ウィットに富んだちょっぴり辛口な博士の講義です。
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私たちは今、音楽やゲーム内のアイテムなど「形のないもの」を当たり前に購入します。「形のないただのデータに、どうしてお金を払うのか?」著者はこの根本的な疑問から、仮想世界のビシネスモデルを検証していきます。ものとは、価値とはなんなのか?今の時代にこそ考えたいテーマを扱ったビジネス書です。
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