ブックキュレーター立命館大学情報理工学部教授 谷口忠大
ビブリオバトルから見つめる本と僕らのコミュニケーション
「人を通して本を知る、本を通して人を知る」というキャッチフレーズで広がる書評ゲーム「ビブリオバトル」。それはコミュニケーションの場を生み出すメカニズム。ビブリオバトルはどうやればいいの?ビブリオバトルをやったらどんな感じなの?ビブリオバトルのメリットってなんなの?小説やマンガを通して、その魅力に迫ろう。
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少年少女は学校でビブリオバトルをやることに。それぞれの立場、それぞれの事情、それぞれの思い。ビブリオバトルを通して、本を通してつながり合う少年少女の群像劇。ビブリオバトルで動く等身大のコミュニケーション、そして、子どもたちの交流に寄り添ってみましょう。ビブリオバトル・オブ・ザ・イヤー2018優秀賞受賞。
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これは学園ミステリーかSFか?ビブリオバトル界初の小説にして、最長の刊行シリーズ。魅力的なキャラクター達と、紹介される膨大なSF作品に触れよう。ビブリオバトルの面白さを感じられる本であるとともに、SF作家・山本弘先生の圧倒的なSF知識にも触れられるSFブックガイドでもある。
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今や、ビブリオバトルと学校図書館、そして司書の仕事は切っても切れない関係にある。埼玉でビブリオバトルの推進にも関わる司書の木下先生による学校図書館についての本。谷口忠大とのマル秘エピソードも紹介されており魅力的な一冊。
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高校でビブリオバトルをすることになった主人公たち。でも、中学生の時の友人が通っている学校でのビブリオバトルはなんだかおかしなことになっていて・・・。中学や高校でビブリオバトルを実践する時に先生と生徒が知っておくべきことをまとめたマンガ。教育現場必携の書だけど、マンガだから誰でもすぐに読める。
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「人を通して本を知る、本を通して人を知る」のキャッチフレーズで広がる書評ゲームのビブリオバトルに関して初めて書かれた本。本書でも言及したビブリオバトルのゲームとしての理解や注意点、発案の経緯など幅広く書かれている。ビブリオバトルの教科書的位置づけ。まずはこの一冊から。
ブックキュレーター
立命館大学情報理工学部教授 谷口忠大1978年京都府生まれ。立命館大学情報理工学部教授。パナソニック株式会社客員総括主幹技師。「どうして僕らは相手の頭の中をのぞけないのにコミュニケーションできるようになるんだろうか?」「僕たちは分かり合えるんだろうか?」などといった身近な問いから、気づけば人工知能とロボティクス、そして、人間のコミュニケーションへとつながる学際的な研究者になっていた。記号創発システムという概念を提案し、記号創発ロボティクスという研究分野を創出し、人間と人間がコミュニケーションできることの秘密、未来のコミュニケーションロボットの実現へと迫る。世界に広まる書評ゲーム・ビブリオバトルの発案者としても知られる。
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