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家族がアルコール依存症になってしまったとき、読むべき本
アルコール依存症は患者本人はもちろん、周囲も大変な思いをする病気です。家族の飲酒量が増えてお酒が原因のトラブルが起きたり、泥酔するまで飲酒することが続いていたら、アルコール依存症を疑った方がいいかもしれません。ここでは、そんなときの対処法や心構えを教えてくれる本や漫画を集めました。
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精神科医・ゆうきゆう原作の人気漫画シリーズ、依存症編です。依存症になるとき脳の中では何が起こっているのかを、専門的な視点から分かりやすく解説。どの時点から依存症と判断されるのか、家族はどのように患者に接するべきかなど、さまざまな疑問に答えています。
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アルコール依存症の父を持った漫画家によるエッセイコミックです。作者は、過度の飲酒が続いていた父と宗教に傾倒していた母、アルコール依存症に無理解な周囲との狭間で、苦しみ葛藤しながら育ちました。本書では自身の父への思いと正面から向き合い、その心情を余すところなく描き切っています。
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中島らもによるアルコール依存症をテーマにした長編小説です。著者の分身のような主人公がどのようにして依存症に陥ったのか、当事者視点で詳細に描かれています。また第19章では、アルコール依存症患者の治療やその家族への援助、回復までの記録が記されていて、患者とその家族、双方の心情を知ることができます。
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