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釉薬・窯・文化で異なる奥深さ!陶芸の魅力がわかる本
作品ごとに美しい色合いや個性的なデザインが楽しめる陶芸ですが、釉薬(ゆうやく)や窯、文化などによって作成方法は大きく異なり、どんなに掘り下げても魅力は尽きません。ここでは陶芸に興味を持っている方に向けて、その魅力が詰まった本をピックアップしました。気軽に陶芸を始める方法を解説した本もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
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22におよぶ陶芸作品の作り方を紹介している書籍です。粘土の選び方や作品の形作りなど、陶芸の基本的な作業工程について写真を見ながら学べます。段階的に難易度が高くなっていく構成なので、着実に陶芸スキルが身につくはずです。粘土を通して、自分にしか作れない作品を完成させる喜びを知ることができるでしょう。
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釉薬とは、陶磁器の表面を覆うガラス膜であり、美しい発色します。そんな釉薬の魅力を、酸化、還元といった陶器の焼き方も含めて紹介した本です。使用した釉薬の名前と陶芸作品の写真が一緒に載っているので、釉薬の違いにより、作品にどのような変化が生じるのかも目の当たりにできます。
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陶芸窯 基礎知識と築窯記録
寺田 康雄(著)
築窯50年におよぶ陶芸家が、過去に経験した築窯の記録をまとめた一冊です。築窯の心構えをはじめ、築窯の形態や道具などの基本知識を学べます。各地の築窯の技術についても写真や図を含めて解説していて、読後は窯によって作品作りが異なることを実感でき、陶芸の奥深さに触れられることでしょう。
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ウズベキスタンの陶器や窯元のルーツをオールカラーで紹介した陶芸紀行です。日本では見られない異国の陶器のデザインは、陶芸初心者の目にも魅力的に映ることでしょう。ウズベキスタンの窯元に触れることで、陶芸の歴史や陶器の背景とともに異文化も体感できます。
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はじめてのオーブン陶芸 キッチンでつくるかわいい器 キッチンで焼ける使える食器がいっぱい
伊藤 珠子(著) , 酒井 智子(著) , 関田 寿子(著) , 山田 リサ(著)
陶芸に興味はあるものの、準備が面倒・・・という方にオススメの一冊です。この本では、オーブンで気軽に陶芸が楽しめる方法を解説。土や窯がなくても、毎日使える食器や雑貨を作成できます。水玉模様の四角皿やレースリボンの丸皿など作例が豊富なので、きっと作ってみたい陶芸作品が見つかることでしょう。
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