ブックキュレーターhonto編集員
こたつであったかぬくぬく読み聞かせ。寒い季節にぴったりの冬の絵本
雪の降る寒い季節、子どもと一緒に外で遊ぶのもいいけれど、体力も気力も大人は続かなくなりがち。そんなときの強い味方が、冬について描かれた絵本と、こたつです。親子でぬくぬくあったまりながら、冬にまつわる楽しい絵本でとっておきの読み聞かせ時間を過ごしてみては?ここでは、そんな読み聞かせにぴったりの絵本を紹介します。
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いつも頼りにされていた年長者のアナグマ。森のみんなが彼をうしなった悲しみに暮れるなか、冬になり雪が地上を覆い隠します。けれども、みんなの悲しみが消えることはなく・・・。死を恐れることのなかったアナグマが知っていた「死んでも心は残る」という言葉の意味を、親子で語らいながらかみしめたくなる絵本です。
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昔は釣り名人だったけど、今ではもう氷の上なんて歩けない・・・。そんなお母さんを工夫して連れ出し、一緒に魚釣りをしようとする7つごのねずみたちのお話です。スケート、そり、わかさぎ釣りといった氷上ならではの遊びが楽しげに描かれています。読み聞かせでは、氷の下がどうなっているのか解説も添えたら、より理解も深まりそう。
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季節の絵本ではなく、これは化学の絵本。でも実は、冬の寒い日に読むのが最適解なのです。水、水蒸気、氷という物質の変化を知るには、実際の雪や氷を目の当たりに比較してみるのが一番!小さな雪だるまを一つ作って実験してみると、絵本に描かれていることが実感をともなって理解でき、冬がますます楽しくなるはずです。
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本物のきょうだいのように仲良く暮らしていたゲルダとカイ。けれどある日、カイは恐ろしい雪の女王に連れ去られてしまいます。ゲルダはひとり、彼を助けに旅立ちますが・・・。おなじみの物語が、日本語と英語で交互に綴られていきます。英語読み聞かせのCDまでついているので、親子そろったお勉強にもぴったりの絵本です。
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有名な同名のウクライナ民話とはひと味違う、いもとようこによる物語。雪の日、手が冷たいというみみたんに、お姉ちゃんは手袋を片方だけ貸してくれます。つないだ手のぬくもりに気づくほっこりする絵本は、ぜひ手をつなぎながら読み聞かせしてください。突如としてグローバル化するみみたんとお姉ちゃんの妄想にも注目です。
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