ブックキュレーターイラストレーター・エッセイスト・絵本作家 沢野ひとし
今こそ、日々の生活を大切にして凛と生きよう
これまでの日常が日常でなくなり、新たな暮らし方、生き方を模索していかなければならないことを、このコロナ禍で痛感した。その知恵は本に教えられることが多い。人の生き方、心の在り方を見つめ直し、背筋をキリッとのばして生活を整えよう。濁った心を拭き掃除。
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パリのおじさんたちへのインタビューをイラストとともに綴るスケッチ集。パリに暮らすおじさんがいかに自由な考え、行動をしているかが分かる。逆に日本人の画一的な考え方よ。世界の混沌の中で、明るく、そして深く人生を楽しむ術を教えてくれる。
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人の住まいは簡素な生活で事たりる。鴨長明による鎌倉時代の随筆『方丈記』に始まり、吉田兼好、森鷗外、夏目漱石などの文学作品から「住まい」を紐解き、自己と向き合う生き方を見出す一冊。方丈庵がいつも気になる。
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神社は日本人の祈りの場である。それにしては我々は神社について無知であった。初詣から旅先でのお詣り、子どもの初参りや七五三など私たちの生活に寄り添う神社という場所が、成り立ちや神仏分離といった歴史に触れながら、丁寧に解説されている。
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ジジイの片づけ
沢野 ひとし(著)
自分の歳を意識してくると、モノに縛られない暮らしは宝だと実感する。人生の思い出とともに増えてゆく様々なモノを片づければ、決断力が磨かれて毎日が清々しく生きられることを、イラストとともに説いた本。ジジイは片づけられる前に、自ら身のまわりを片づけろと諭す。
ブックキュレーター
イラストレーター・エッセイスト・絵本作家 沢野ひとしイラストレーター・エッセイスト・絵本作家。1944年愛知県生まれ。児童書出版社勤務を経て、書評誌『本の雑誌』創刊時の1976年より表紙と本文イラストを担当。山岳をテーマにしたイラストエッセイで人気を博す。1991年、第22回講談社出版文化賞さしえ賞受賞。著書に『てっぺんで月を見る』(角川文庫)、『鳥のいる空』(集英社)、『さわの文具店』(小学館)、『中国銀河鉄道の旅』(本の雑誌社)、『人生のことはすべて山に学んだ』(角川文庫)、『ジジイの片づけ』(集英社クリエイティブ)など多数。現在『本の雑誌』で「神保町物語」を、世界文化社公式noteで「食べたり、書いたり、恋したり。」を連載中。片づけとお弁当作りが生活の日課。
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