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本の楽しみ方がもっと広がる!書体やフォントの由来&特徴が学べる本
本を読むとき、「書体」や「フォント」を意識することはありますか?明朝体やゴシック体ならすぐにイメージできるけれど、それ以外のものはあまり知らない・・・という方も多いでしょう。ここでは私たちの身の回りにあふれている、さまざまな書体やフォントの成り立ち、由来、特徴などについて、楽しく学べる本をそろえました。
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まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?
小林 章(著)
ドイツ在住の書体デザイナーが、世界各国の街中で見かけた看板を写真におさめ、そのフォントに着目して紹介しています。ここから見えてくるのは、日本の看板で使われるフォントは「丸ゴシック体」が多いということ。なぜ、国によって好まれるフォントが違うのでしょう?フォントを軸に各国の文化の違いを考察した、ユニークな一冊です。
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「本」をつくる工程に携わる、さまざまなプロフェッショナルの仕事に注目した一冊。章ごとに「校閲者」や「装丁家」などが取り上げられ、その一つに「書体製作者」が登場します。日本に古くから伝わる書体を受け継ぎ、現代でも使用できる形でつないでいく職人の気の遠くなるような仕事ぶりには、驚きと興奮が満ちています。
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ユリイカ 詩と批評 第52巻第2号 特集*書体の世界
「新しいフォントはどのような背景で作られるのか」「長く親しまれ続ける書体とはどのようなものか」など、社会や文化の変遷と書体の関わり合いについて、さまざまな観点から語られています。書体設計者やデザイナーなど、書体に深く関わる専門家のインタビューも豊富。「書体とは何か」と考えさせられる一冊です。
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イギリス発、欧文フォントにまつわるおもしろ話をまとめたベストセラーの翻訳書。人気家具ブランド「IKEA」のフォントが変わった理由や、アメリカのオバマ元大統領を当選に導いたフォントなど、フォントにまつわる小ネタや裏話が多数紹介されています。フォントの専門知識がなくても気軽に楽しめます。
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