ブックキュレーターhonto編集員
寂しがり屋でわがまま?「ひとりっ子神話」をひっくり返す本
「兄弟がいなくてかわいそう」「甘えん坊でわがまま」など、今なお根強い「ひとりっ子神話」。デメリットが強調される一方、密接な親子関係を築けることや、教育にお金をかけられることなど、プラスの面もたくさんあるひとりっ子。親も子も、堂々と「ひとりっ子でよかった」と言えるようになるための本を紹介します。
- 1
- お気に入り
- 523
- 閲覧数
-
ひとりっ子にまつわる不安を解消して、子育てを楽しんでほしい。そんな目線で書かれた、精神科医であり教育評論家の著者による一冊です。「わがままに育つのでは?」という心配はひとりっ子だけのものではなく、「きょうだいっ子」にも共通するものだと解説し、ひとりっ子だからといって不利なことは何もないと励まされます。
-
かこちゃんはひとりっこ
石津 ちひろ(さく) , 高畠 那生(え)
きょうだいがいる友達をうらやましがるカバの女の子・かこちゃん。だけどしだいに、自分にはきょうだいの代わりに、大切な友だちがたくさんいると気づいていきます。きょうだいがいなくても決して孤独ではないし、社交性も身につけることができるのだと勇気づけられます。ユニークでキュートな絵柄にも和まされるでしょう。
-
長く読み継がれる、ひとりっ子研究の定番書。「わがまま」「消極的」「協調性がない」などと、ひとりっ子のデメリットがズバズバと指摘されますが、ご安心ください。読み進めていくうちに、ひとりっ子ならではのプラス面とマイナス面の両面を踏まえた接し方がつかめることでしょう。
ブックキュレーター
honto編集員ブックツリーとは?
ブックツリーは、本に精通したブックキュレーターが独自のテーマで集めた数千の本を、あなたの"関心・興味"や"気分"に沿って紹介するサービスです。
会員登録を行い、丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoでの購入、ほしい本・Myブックツリーに追加等を行うことで、思いがけない本が次々と提案されます。
Facebook、Twitterから人気・話題のブックツリーをチェックしませんか?
テーマ募集中!
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを募集中です。あなたのリクエスト通りのブックツリーが現れるかも?
テーマ応募フォーム
こんなテーマでブックツリーを作ってほしいというあなたのリクエストを入力してください。
ご応募ありがとうございました。
このテーマにおける、あなたの”6冊目の本”は?
※投稿された内容は、このページの「みんなのコメント」に掲載されます。
コメントを入力するにはログインが必要です