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バンクシー、バスキア、キース・ヘリング・・・ストリートアートの魅力に迫る本
バスキアやバンクシーなど、近年話題の展覧会のキーワードの一つである「ストリートアート」。ともすれば「落書き」「器物損壊罪」とされる反社会的行為を、アートたらしめるものとは?そこには、現代社会におけるアートとは、そしてその価値とは何か、という根源的な問いが潜んでいます。そんなストリートアートにまつわる本を集めました。
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日本でも話題をさらった『バンクシー展』。バンクシーは、世界各地に出没して「ステンシル」という独特の技法で人々を魅了するストリートアーティストです。日本でもバンクシー作と思われるネズミの絵が注目を集めました。なぜ反社会的な行為が芸術として価値を認められ、支持されているのか?その謎に迫った一冊です。
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ストリートアートとは何か?という問いを、都市、美術、ストリートの観点から考察しています。路上に、名前や絵が描いては消されてきたストリートアートが、高値で取り引きされるまでに至った過程がわかります。自己表現から政治的イデオロギーまで、その特質について学ぶことができる一冊です。
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ストリートアートの素顔 ニューヨーク・ライティング文化
大山エンリコイサム(著)
ストリートアートの起源は、20世紀のアメリカ・ニューヨーク。ジャン=ミシェル・バスキア、キース・ヘリングといった、ストリートアートの先駆者たち12名を作品とともに紹介しています。「エアロゾル・ライティング」と呼ばれる表現ジャンルが確立された流れを、脈々と続いてきた美術史の歴史からとらえ直しています。
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バスキア・ハンドブック
宮下 規久朗(監修) , フジテレビジョン(編集) , ブルーシープ(編集)
地下鉄やスラム街の外壁をキャンバスにしたストリートアーティストのバスキア。記号や文字の羅列、難解なモチーフのスプレーアートを残し、27歳でこの世を去りました。バスキアやウォーホルの研究を担う宮下規久朗と、生前のバスキアを知るアーティストの日比野克彦が解説を担当。バスキア入門にうってつけな一冊です。
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アートは今や世界で8兆円に迫る市場規模に成長しています。2017年には、ZOZO前代表取締役社長の前澤友作がバスキアの作品を123億円で購入して話題に。本書はアートを投資という視点から捉え、価値を生む美術品を購入する意義や審美眼を磨くための情報がまとめられています。アートとの向き合い方が変わる一冊です。
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