ブックキュレーターhonto編集員
明日から見える景色が変わるかも!?1冊の本からつながる世界を描いた物語
現実逃避したい、謎解きがしたい・・・など、本を読む理由は人それぞれ。でも、本がつないでくれる体験は、個人のものだけではありません。1冊の本の内容を誰かと共有することによって生まれる喜びや、解釈談義。本を読む行為は1人だけのものでも、読書は誰かとつながるツールになり得ます。そんな体験を実感できる物語を集めました。
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きれいな絵の表紙に惹かれておばあちゃんが買ったのは、まさかのBLコミック。書店アルバイトの女子高生・うららは、彼女の対応をしたことをきっかけにそのおばあちゃん・市野井さんとBLの話をする仲になります。距離感をはかるのが難しいうららと、グイグイくる市野井さん。2人のやりとりがほほえましく、癒される物語です。
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本屋でブックアドバイザーをしている波山さんが、ときどき失敗をしながらも成長していく姿をゆるやかに描いたコミック。お客様と感情の共有ができると饒舌になるけど、普段はどこかぎこちない様子の波山さんの姿に、誰もが好感を抱いてしまうはず。好きな本の内容を波山さんと語らいたくなること請け合いです。
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すっかり本の虫になってしまった猫・ママゴトと、その趣味につき合う飼い主・けいな。影響されやすく形から入るママゴトのおかげで、おしゃれカフェごっこやシェフ気取りなどにまでつき合わされるハメに。ママゴトの散財は心配の種ですが、猫ちゃんが解説してくれる本の共有がかわいらしく、ほっこりするコミックです。
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娘・鹿の子の気持ちがわからないお父さんが、不安になって娘がいない時間に部屋に侵入、本棚のあらゆる本を読み漁って、内容を一方的に共有していくという背徳感あふれるシリーズの1作です。かなり独特な読書嗜好を持つ鹿の子の所蔵本の内容も凝っていて、ハラハラドキドキしながらも読み進めずにはいられなくなります。
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古書には、それを所有していた人物の歴史も刻まれるもの。そんな、当たり前だけど見落としがちなことに焦点を当てた人気シリーズです。超内気、でも古書の知識に長けた古書堂の店主・栞子さんが、その持ち前の知識と推理力で、本にまつわる事件を解決に導きます。1冊の本の持つ可能性が無限に広がる感覚が楽しい小説です。
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