ブックキュレーター作家 今村翔吾
歴史小説はこんなに面白い! 今村翔吾の厳選5冊
歴史時代作家・今村翔吾による「歴史小説はこんなに面白い」企画。1.初心者にお勧めする短篇歴史小説、2.ビジネスに役立ちそうな歴史小説、3.自身が偏愛してきた歴史小説、4.同世代のライバル作家のお勧め作品、5.ぜひ読んでほしい自身の作品、の順番でご紹介していきます!自身の作家としての原点ともいえる「鬼平」はじめ名作ぞろいです。
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侍はこわい 時代小説短編集
司馬 遼太郎(著)
短篇集で歴史時代小説の初心者でも非常に読みやすい。司馬遼太郎作品の入門として、まずこれを読むことができたら、中編や連作短篇に進んでみては?
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奈良時代に起こった日本史上最古パンデミック。天然痘――。政治の混迷、医療への不信、偽神による詐欺などが緻密に描かれ、今の時代にも通じる。人間は1300年もの間、何も進歩していないのか。一方、それを乗り越えてきたという歴史があるのも事実。そこから今、我々は何を学ぶのか。そのきっかけをくれる一冊である。
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時代小説は苦手。ハードルが高い。古臭いものじゃないの?そう思っている方にこそ読んで欲しい。そう願いながら、読んだ方々に後悔させぬよう、全力でこのシリーズに向き合っています。かつて伝説と呼ばれ引退した火消が、江戸三百諸侯の中で「最も貧乏」な大名の火消を立て直す。熱い火消たちが織り成す、私の原点の物語です。
ブックキュレーター
作家 今村翔吾1984年、京都府生まれ。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビュー。同作で第7回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。大ヒットシリーズの「羽州ぼろ鳶組」は、第6回吉川英治文庫賞に。18年「童神」(刊行時『童の神』と改題)で第10回角川春樹小説賞を受賞、同作は、第160回直木三十五賞候補となる。20年『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞、第8回野村胡堂文学賞受賞。『じんかん』で第11回山田風太郎賞受賞。22年『塞王の楯』で第166回直木三十五賞受賞。その他の著書に「くらまし屋稼業」シリーズ、『ひゃっか! 全国高校生花いけバトル』、『てらこや青義堂 師匠、走る』など。
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