ブックキュレーター作家 木下昌輝
歴史小説はこんなに面白い!木下昌輝の厳選5冊
歴史小説家・木下昌輝による「歴史小説はこんなに面白い」企画。1.初心者にお勧めする短篇歴史小説、2.ビジネスに役立ちそうな歴史小説、3.自身が偏愛してきた歴史小説、4.同世代のライバル作家のお勧め作品、5.ぜひ読んでほしい自身の作品、の順番でご紹介していきます!まずは敬愛する司馬遼太郎から変化球まで存分にお楽しみください。
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『新選組血風録』の中から、初心者の方に特にお勧めしたい短編は「三条磧乱刃」。歴史小説をあまり読んだことのない方には、いつも司馬作品をお勧めしています。まるで力の弱い先生と、出来損ないの 生徒が事件を解決するような話で、学生にも読みやすいはず。
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家康、江戸を建てる
門井慶喜(著)
ビジネスに役立ちそうな歴史小説として『家康、江戸を建てる』は、江戸に街を作る際、水道をどうするかとか、貨幣をどうするか という話は現代にも通じる。接待の食事の席なんかで、 ちょっと歳の離れた人と話す際にもよさそう!
ブックキュレーター
作家 木下昌輝1974年、奈良県生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒。2012年「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞。14年『宇喜多の捨て嫁』を刊行。同作は15年に第152回直木賞候補作となり、第4回歴史時代作家クラブ賞新人賞、第9回舟橋聖一文学賞、第2回高校生直木賞、19年『天下一の軽口男』で第7回大阪ほんま本大賞、『絵金、闇を塗る』で第7回野村胡堂文学賞、20年『まむし三代記』で第9回日本歴史時代作家協会賞作品賞、第26回中山義秀文学賞を受賞。他の著書に『人魚ノ肉』『敵の名は、宮本武蔵』『戦国十二刻 』『宇喜多の楽土』『炯眼に候』『信長 空白の130日』『戀童夢幻』『応仁悪童伝』などがある。
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