ブックキュレーター映画プロデューサー 叶井俊太郎
最悪の殺人者、ストーカー関連本5冊がこれ!
2007年当時、オレが手掛けた謎のストーカー殺人事件映画「屋敷女」はあまりにも過激すぎる内容で当時は映倫からヤバい箇所をカットしなければ上映できないと言われて泣く泣くカットしたが、ついに!「屋敷女ノーカット完全版」として日本で上映できることになった。最悪のストーカー殺人者の全貌はぜひ劇場で!そんなわけでストーカー関連本5冊はこれ!
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500人以上のストーカー加害者のカウンセリングをしてきた著者が、彼らの思考パターンと実際にストーカーされた場合の対応を詳しく説明。この本はストーカーにつきまとわれて困ってる人向けだね。ストーカーたちの行動心理がよくわかる。まあでも実際はこの本に出てくるような思考の人間と関わらないことだね!
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ストーカー行為をする人間を一種の精神病と捉え、実際に治療して治したという医者が著者。治したと言い切るが本当かね?ある意味、ストーカーが病気というのは確かにそうだと思う。けど、ストーカーの狂った思考を治療によって治すことはできるのだろうか・・・一時的には治ってるのかもしれないが、そいつは治ったふりをしてると思う!
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ストーカー対応のプロである著者が、もしストーカーの被害にあったらどうする?という対策について細かく説明。交際相手との別れる時の注意点、見ず知らずの男からのプレゼントにはどう対応するのがベスト?警察に行くタイミングは?などなどかなり具体的なストーカー被害の対応について詳しい。この本もストーカー被害者向けだね!
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毎年ストーカー殺人事件が起こってる。小金井ストーカー実験、三鷹ストーカー事件などなど。実際に殺してしまう男が多い。そんな中、この本の著者はストーカー被害を受けながら殺されずに逃げ切っている。なぜ彼女はストーカーに殺されずに済んだのか?これは本当に実用書として素晴らしい本だね。この本を読んで危機管理や対策を徹底的にやれば大丈夫だと思う!
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著者は犯罪心理学の第一人者。なので、ストーカー分析もなかなか説得力がある。日本におけるストーカーによる被害数をまとめてる。ちなみにこの本は1997年の発売なのだが、当時はまだストーカーという犯罪が一般的に認知度なかったと思う。ストーカー犯罪の先駆け本ということで貴重な資料本だと思う。
ブックキュレーター
映画プロデューサー 叶井俊太郎(株)サイゾーTOCANA編集部 配給宣伝プロデューサー。『キラーコンドーム』などのホラーコメディ映画から、日本でも大ヒットした『アメリ』まで幅広い買い付けと宣伝をプロデュース。ピクトアップ、日刊サイゾーなど雑誌連載コラム多数。主な著書に映画評論家江戸木純氏との共著『映画突破伝』、『ビッグヒットは五感でつかめ!』、奥様で漫画家の倉田真由美氏との共著『ダメになってもだいじょうぶ—600人とSEXして4回結婚して破産してわかること』など。ノンフィクションやコミックを中心に1,000冊を超える本を所有。気になる本があれば片っ端から購入するクセがあり、自宅の本棚には本が日々増加中。
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